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横浜F・マリノス試合後ざつだん愚痴編 大島監督は先ず平凡を目指したら?

2025年8月9日、J1残留に向けて後が無くなっていく横浜F・マリノスは順位こそ低いが難敵と言える東京Vに0-1で敗れた。

 

ここまでの東京Vは得点力不足に悩むも、今期は保持姿勢を強め、見事なボール保持と献身性をフルに発揮した特別な頑張りが生み出す強度高い守備で、直近でも対戦したチームは尽く低ゴール期待値に終わるなど、正に難敵と言えた。

 

勝ちこそしたが町田は0.45しかなく、マリノスと同じ様にセットプレーの1点で1-0負けした川崎も0.67しかなかった。

 

その点で見れば、0.8を越えたマリノスは2回の決定機演出もあり、渡辺と松村が決めるべき時に決められず負けた、ゴール前のクオリティが問題だったと評する事も出来る試合であった。

 

 

一方で、前半だけで12回ものCKと、多数のゴール前フリーキック機会を与えるなど、特に前半はマリノスの守備が全く機能していないのは明らかだった。

 

そんな前半の印象は相当に悪く、リーグ再開初戦の新潟に惨敗したキスノーボと同じ空気が大島にも漂った。

 

この監督で、この先も戦っていけるのか?という不安だ。

 

 

 

独学で定石を無視する新米監督

 

先ず、前提として今期のマリノスはビルドアップの基本であるポジショナルプレーにおける数的優位が設計され、それをピッチ上で実現可能なチームに滅法弱いのが特徴だ。

 

アル・ナスル柏レイソル、新潟、完成された保持型のチームこそが天敵なのである。

 

これはキューエル、ハッチンソン、ホランド、キスノーボ、守備時のポジショナルプレーに無頓着な、いやそもそも理解しているのかというフットボール的教養まで懐疑的な監督が4人も続く奇跡のリレーによる賜物、というか負の遺産である。

 

アンチ策、対する定石としてマンツーマンか5バックが普及した中、今のトップカテゴリーに所属するチームでここまでポジショナルプレーに翻弄されてくれるチームも数少ないだろう。

 

 

そして、ヴェルディ戦はそれが大島監督になっても変わらないのが確認された試合であると言える。

 

しかし、なんでマリノスは常に相手に関係なく4231なのか。

これでヴェルディと試合をするとどうなるかという検討はされたのだろうか。

 

上手く行く筈だったプランがあるかもしれないが、まるで見えてこない。

 

 

更には守備時だけでなく、ボール保持においても、保持の安定すら出来ないという点で全く上手く行っていないのに、世界中が取り合えず安心な325で立たない理由は何故なのか?

 

裏を狙う以前にボールを打ち出す砲台陣地を確保できていない。

何故、裏を狙う攻撃がピッチ上で再現できないか理解できているのか不安だ。

 

混同を避ける為にサッカーというが、サッカーのパスアタックは今やアメリカンフットボール化している。

 

パスを供給するのはクォーターバックという1ポジションだが、ラインを形成する選手で時間と空間を確保するチーム作業であり、レシーバーは設計されたムーブでスペースを狙う。

 

これをサッカーで再現する最適解として、後方中央で数的優位を作りやすい32のパス供給部隊と、スペースを狙う5枚のレシーバー隊というのが発見され普及している。

 

何度も頻発するCB→SBでサイドに追い込まれたらGKが死に駒化する4バックでのビルドと異なり、GKの+1を活かせる後方中央で数的優位を形成しやすい。

 

 

別に4バックでも、左右SBで最終ライン残りと偽SB(ボランチ横)に入り、32を構成するのは珍しくない。DFがボールより後ろに残る方が被カウンター時の安心感がある。

 

攻守に渡って、既に確立された定石を無視して散々な結果をピッチ上で繰り返す様は、脱サラしたサラリーマンが独学で作るラーメンがマズいを通り越して、ラーメンと認識出来るのか怪しい状態である。

 

 

 

具体例

 

前半31分のヴェルディ保持攻撃に対する守備は悲惨だった。

 

ヴェルディはGK+1で5対3 +2の安定保持を構成。

 

この時に、右のタッチラインにいるのは3バックの一人宮原

右WBの松橋は上がり鈴木を最終ラインにピン止め

 

鈴木の応援は期待できないので左WG(この時はCK崩れで左にいるヤン)は

前のCBとWBを一人で見なければならない。

 

 

 

GK→ 宮原で一回けん制を入れてバックパスで戻す

これで、CKで左右入れ替わり中の左ヤンが宮原を気にして下がる

 

 

ヤンが下がって1列目が2枚になったので森田は保持の安定を確認して前に移動

引き続きGK+1で4対2 +2安定保持

 

 

マリノスは谷村が縦パスだけは切って前進させない

 

 

 

 

バックパスにヤンも応援に前に出るが、今度は右シャドーの斎藤が下りて5対3

森田で右WG(エウベル)を前に出させず、左WG(ヤン)の裏には宮原がいる。

 

 

ヴェルディには右サイドローテという流動性が存在し+2の安定を維持。

 

ボランチ2人と斎藤の連携が巧みであるし、数的優位でGK保持の安定を作り続ける意識は高い。その仕組みを理解すらしてないマリノスと圧倒的な練度の差である。

 

 

 

痺れを切らした天野が‐2状態なのにプレス開始(CB→GKへの二度追い)

 

だがGKには余裕でCB、ボランチタッチラインの宮原と3択が残されていて

危険度はゼロ

 

よりバーティカルな斎藤を選択して前進パス

 

これでマリノスのファーストラインを容易に破壊

斎藤は右にパスをすれば宮原&松橋 vs 鈴木 の2対1で更に容易に前進出来る。

 

 

 

 

宮原を使うヴェルディの右サイド

 

中央で5対3を形成する仕組みとしては両ウイングを前に参加させない事。

 

特に5には入らない右CBに入った宮原がタッチライン沿いに位置し、

左WGは常に気になってしまい前に出れない。

 

実際に前に出てしまったタイミングでフリーな宮原に通され

全体がリトリートするしかない展開も繰り返される。

 

 

 

 

マリノスは何となく全員、そのままハマっていない4231で立っているが、ボール保持時に相手を翻弄する立ち位置の仕組みなど標準装備が当たり前の時代だ。

 

マリノスが無策過ぎるだけで、ヴェルディはちゃんとしてるだけ。

 

 

 

曖昧過ぎるプレス設定

 

34分にはバックパスからファーストラインはプレスに出ていき、

喜田も追随する姿勢を見せるも途中で踵を返して下がってしまい森田がオープン

 

谷村がエリア内までラッシュしているのにDFラインがマンマークになってない。

喜田は後ろを気にしてUターンし、ヴェルディは容易にプレス回避成功。

 

これぞ体力の無駄、無駄プレスの極み。

 

 

 

そして、プレス失敗によって完全に前への意識が折れる

 

ずるずると全体が下がるだけになってしまい、敵CBは完全に余裕をもってボールをドリブルで運んでからロングボール。

 

で、画面奥の誰が担当するんです?この左WB?に蹴られて無風の前進

 

プレスどうこう以前に、試合開始から30分以上経過し、給水タイムもあったが立ち位置もまるでハマっていない。

 

 

 

ヴェルディはゆったりと保持攻撃を展開するも(速攻した方がいいですよ城福さん)

最後は左に完全にフリーなサイドプレーヤーが誕生し、クロス攻撃

 

 

 

ビッグチャンス!(キニョーネスがいれば大丈夫)

 

 

 

 

監督の仕事は決断であるが、大島監督は何も決めずに試合をしたと言える

 

 

行くならいけば?

 

エウベル宮原、喜田が森田、キニョーネス福田、追従のマンツーマン

谷村がカバーシャドウからGKラッシュ

 

 

 

待つなら待てば?

 

433、WG中締めボランチルート閉鎖

ジャン中央、天野喜田は左右IHで走って死んで宮原ごと出し先をマーク。

 

まぁ森田ならCB→WB間を上手く使う、19マリノスにおけるティーラトンタスクで対抗してくるか

 

 

 

大島監督には質問に答えて欲しい。

記者は厳しい質問とやらをしないのだろうか。

 

最初に失敗したとして、何も決めてなかったとして、中途半端のまま、選手が迷走したまま45分間過ごすのは何で?

 

 

 

今更、ポステコグルーを思い出すのは時間の無駄

 

世界のサッカーシーンは進んでいる、マリノスを置き去りにして。

 

大島監督は自身で言う様に未熟だとして、今の世の中では定石として、523-541でも343でも呼び方は何でもいいが、広まっているし、それはJリーグでも変わらないのだが、何故なのかを一度でも考えた事があるのだろうか。

 

未熟である事を受けれるのであれば、なぜ、定石を模倣する所から始めようとしないのか。憧れるのは構わないが、世界のサッカーシーンに革命を起こしたいのか、とでも言うポステコグルーの結末はどうなったか知らないのではないか。

 

 

 

 

革命は失敗し、カップ戦の決勝ではスタイルを投げ捨て守備からカウンターで唯一のタイトルを勝ち取った。

 

鹿島戦で激怒していた姿はもう無い。

名より実を取った、実に人間らしくていいじゃないか。

 

 

大島監督はマリノスという、日本国内では有数の整った環境でコーチという仕事を続ける中で、どれだけフットボールを研究し続けてきたのか。

 

プレミア、ブンデス、ラリーガ…その最先端を追い続けてきたのか。自分に順番が回ってきた時の準備をしていたのか。それが今問われている。

 

 

ハイプレスをするならマンツーマンの設定と、保持をする基本として敵ファーストラインに対してGKを含んだ数的優位を作る立ち位置の設計。

 

ハイプレスを、ボール保持を、やるのかやらないのか。

やるなら定石を使って準備をする。

 

Be a Stunner を目指す前に、先ず平凡を、平均点を目指して貰いたい。

 

スタートはゼロなんだから。

 

 

 

 

おまけ 戦力編成は終わる事が無い

 

エウベルが出て行くとして、アラウージョをそのままというのはどうだろうか。

 

逆足ウイングが主戦場だった選手の左右交換は左のヤンになる危険性あり懐疑的だ

 

更には折角、間受けのレシーブ能力、ショートレンジパスという中央での才能が見つかりつつある井上をサイドに戻すのは勿体ない。

 

彼をWBにサイドプレーヤーにしてしまったのは一体、誰なんだとの思いが募る。

フリンポンじゃなくて香川真司を目指すべきだったのかもしれないし、まだ遅くない。

 

 

また天野や渡辺はボランチでもトップ下でもなくIHが最適で、相手次第によって433(4123)のオプションに出来る選手であるが、中央ユニットはデイビッド、谷村、植中、井上の4人で構成するのが適しているのではないか。

 

天野や渡辺は正にオプションとなる選手で、433から32保持をするならセカンドトップ化する、第二ボランチも役割としてあるだろう。

 

 

例えばヴェルディのビルドアップ部隊、3バック+2ボランチを前からハメに行くなら4123で3トップ+天野、渡辺で敵の保持ユニットに対して人数をしっかり合わせて潰しに行くべきだった。

 

ハイプレス時は1を担当する、例えばジャンがバックラインに下りて5枚化すれば、両WB、2シャドー、CFに対して、枚数と立ち位置を合わせやすい。

 

相手の325保持に合わせた結果、こちらも523の様な形になるが、相手を、人を捕まえるのが守備なのだから当然である。無策にズレた4231で立ち続けて各所で劣勢が自然発生しても気にしない方がおかしい

 

 

話を戦力編成に戻すと、エウベルという主力級の選手が出て行くのだから、緊急になろうがしっかりと補強をするのは当たり前。

 

ところが残念ながら、以前に紹介した長崎の松澤は海外へ、愛媛の窪田もこの夏に既にJ1へと移籍済みだ。出遅れは損失を招く。

 

 

そもそも鬼木は松村や荒木を使ってやれよというのもあるが、J2から探すなら熊本の松岡 瑠夢(リム)などは177㎝のスケールでスピードもあり、23年は右の島村、左の松岡として熊本の躍進に貢献。

 

またチーム事情から昨シーズンはファーストトップも経験するなど、活躍した左WGで固定起用して貰えていない等、伸び悩んでいる。

 

一方、その経験を活かしてウイングの組み合わせとして右が起点型のヤンなら、例えばヤマルとニコ、ヤマルとハフィーニャの様に、左は斜め走りでのスペースアタックも期待できる選手が組み合わせとして良い。

 

遠野が起用されていた時は全く考慮されていなかったが、2CBと右SB、両ボランチを安定保持隊にするような選手選考がセットとして、加藤や鈴木といったウイング型サイドバックを起用する選択肢も活きる。

 

 

 

一方で、ウイングこそが花形とする従来のスタイルであれば日本人では役不足

J1リーグで特別な個を発揮できるのか?

 

この点、Xでも紹介したが、 ジョルダン・ボタカ 良い選手じゃないかい?

なんと移籍金0円の契約満了フリー選手、そして安い(多分)。

 

 

今流行りのイスラエルリーグでプレーしていた左ウイングでバリバリにフルタイムプレー。

 

24/25 イスラエルPL 33試合2747分プレー6G2A

1試合平均のドリブルスタッツ(成功1.9回/成功率55%)

 

32歳 コンゴ 184㎝ 右利き

 

PK、セットプレーも担う強烈な右足、裏抜けのスピード、ボール運搬力

 

ハイプレスの連携も改善し、上背も日本のSBが相手なら十分過ぎるロングボールの蹴り先、保持の逃げ先にもなれる高さがあり、セットプレー守備まで強化されるだろう。

 

安定して発揮されるフィジカルの優位性を感じる選手であり、緊急補強としては十分だ。

 

 

西野SDが興味無いのなら、以前紹介したスウェーデンのCFイサク・キーセテリンに、浦和は声をかけているらしいが、彼らも左ウイングも取った方がいいかもしれない。

 

イングランドチャンピオンシップ、エールディヴィジ2など欧州リーグを渡り歩き、ベルギー1部でも100試合以上出ており、スコルジャも気に入るに違いない。

 

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横浜F・マリノス 夏の戦力再編成CF編 解説ディーン・デイビッドはこんな選手だ

2025年7月12日、不本意なリーグ戦最下位からの巻き返しを図る横浜F・マリノスイスラエルリーグの強豪、マッカビ・ハイファからセンターフォワードであるディーン・デイビッドを獲得した。

 

現地、いわゆるヘブライ語読みだとダビドだが、マリノスは英語読みで登録する傾向があるのでデイビッドが登録名になるようだ。

 

 

皆さんが気になるのは一体どんな選手なのか?という事だろう。

 

そのキャリアは日本では余り馴染みがないイスラエルリーグでのみプレーしており、また代理人がビジネスに積極的なブラジル人選手の様にハイライト系の動画が少ない事もあり、掘り下げて紹介したい。

 

 

 

個人データ

 

ディーン・ディビッド 29歳 184㎝

 

一部で左利きの表示もあるがプレーを見るに右利きだと思う

 

2021年に国内移籍で強豪のマッカビ・ハイファに移籍。

1部リーグ通算は198試合67得点17アシスト、12940分プレー。

 

強豪に移籍する位に活躍を始めたと言えるのが19シーズンから。22-23シーズンまでは左ウイングで併用されていたが23-24シーズンからCFに固定されると得点力が爆発

 

23-24シーズンにブレイクしリーグ得点王に輝く。

ゴールパターンとしてはヘディングが少ないが、その理由は個人以外にもありそう。

 

マッカビ・ハイファへの移籍金は110万ユーロ、現在評価額は220万ユーロだが、残契約が1年を切った売り時なタイミング、29歳という年齢から100万ユーロと言われるマリノスへの移籍金は妥当と言える。

 

イスラエル代表として招集は多いが出場は9試合1ゴール、今秋以降のW杯予選では呼ばれる事になるかもしれない。

 

欧州CL、EL、Eカンファレンスリーグと欧州の大陸カップの全てでプレー経験があり、全ての大会で得点記録がある。

 

 

24-25シーズン

29試合 27先発 2190分プレー ベストプレイヤー4試合

14ゴール シュート成功率17% 決定機ミス 26 4アシスト

 

23-24シーズン

28試合 22先発 1934分プレー ベストプレイヤー7試合

20ゴール シュート成功率25% 決定機ミス21 1アシスト

右足 13ゴール ヘッド2

 

 

 

マッカビ・ハイファ

 

選手のスタッツやハイライトだけを見ても理解は限られる。

 

ジュニオールサントスが日本ではマリノスでだけ活躍し、広島をお払い箱になってブラジルに帰ったらブラジル王者にして、南米チャンピオンのボタフォゴで主力となる大活躍するのには理由がある。

 

 

イスラエルリーグはイスラエルプレミアリーグの名称で14クラブが1部のようだ。

通常リーグ戦26試合の後に、チャンピオンシップラウンド10試合の計36試合で構成。

※チャンピオンシップは0からではなく36位試合の勝ち点で優勝が決まる

 

 

マッカビハイファはデイビッド移籍以降の20-21、21-22、22-23と3連覇を達成。

23-24は2位、24-25は明らかに1試合獲得勝ち点が下がった3位と、マリノス同様に彼らもサイクルの終焉だったかもしれない事情が伺える。

 

残念ながらリーグ戦の詳細データは23-24シーズン以降の物しかなく、詳細は分からないがデイビッドがCFに固定されたのは23-24シーズンで、それ以前は左ウイングでも出場する機会が多かった。

 

 

クラブのスタイルは基本4231でボール保持意識が高く、マリノス同様に昨年より今年と、苦戦が目立つ傾向がデータからも、試合のハイライトからも伺える。

 

今期(24-25なので前期とも言える)は特に、マスカット末期のチームを見る様なシーンが多く、自陣ビルドで詰まる、そして仕方なく蹴るロングボールというCFがハイボールに強いかどうか以前にチームにロングボールを蹴る設計が無い印象を受ける。

 

ディビッドの対空戦勝率は30%台と高くないが、チームとして苦し紛れのロングボールが多い事は考慮したい。

 

また守備ではハイプレス志向を持ったチームであり、敵陣で奪取してからのショートカウンターというシーンも少なくない。運動量はゲームハイライトからは分からないが”理解度”という点でロペスよりマリノスのハイプレスは向上が期待できると感じた。

 

一方で、マスカットのチームよろしく、数的同数のDFラインにロングボールを蹴られてそのままゴール前まで攻められる、ミドルゾーン(ハーフライン前後)で後方のビルドアップユニットがロストしてカウンターを受ける展開も目立った。

 

彼が所属していた今期のマッカビ・ハイファは正に2023年のマリノスを観る様なチームであり”続き”を始めるには最適なCFなのかもしれない。

 

 

また、今はガンバでプレーするネタラヴィもマッカビ・ハイファに22-23シーズンまで所属しており、移籍初年度の23年は16位(当時は18クラブ制)に低迷するチームの中で大活躍した様にイスラエル強豪でプレー出来る水準であれば、Jリーグでも対応できると言える。

 

 

 

試合のハイライト映像と強すぎる相棒

 

マッカビハイファでタレントと言えるのがセカンドトップでプレーするSaba”サバ”だ。

 

32試合32先発、2808分プレーし16ゴール15アシスト、何でも俺に任せとけという感じは小柄なマテウス・サヴィオと言った印象を受ける。

 

チームは基本地上戦で、セカンドトップにサバがいるとなれば、ファーストトップは余りやるべき事が無くなる。オフサイドラインでの駆け引きに専念できると言うか、ボール保持時はそれしかやる事が無い。

 

1試合平均のボールタッチが少ないタイプなのはチームの構成もあるかもしれない。

 

 

試合のハイライト映像はIPFLという恐らく多分、リーグ公式がハイライト映像をYoutubeに上げている。が、ヘブライ語で検索しないと出てこない。

 

מכבי חיפה

 

 

www.youtube.com

文句たれる監督に前半から2枚目のイエローを切って退場させる主審がカッコいい。

山下さんも城福とかに毅然と対応するべきだと思う。

 

 

背番号21番がデイビッドで、サバはどの試合でも試合映像を観ていれば直ぐに分かる。

 

一部で非公式な選手のハイライト映像もあるが、もっと良いのが作れそうな素材は昨シーズン分だけでも結構ある。

 

この試合の先制ゴールなどは真骨頂、相棒のサバにボールが入る瞬間を狙ったラインブレイクなどコンビネーションが極まっている感が漂う。

 

また試合ハイライト映像を見て行くと、クロスに対してニアを取りにいけるのでファーが空き、そこにサバが飛び込んでチャンスを迎えるシーンも目立つ。

 

彼のヘディングゴールが少ないのはチームとして、それにより生じる次、フリーな選手を狙う意図があるからかもしれない。

 

試合ハイライトを見れば見る程、決めろやサバという展開にフラストレーションがたまっていくだろう。

 

 

セカンドトップはクロスに強い、ヘディングでのゴールが得意な選手と相性が良いのではないだろうか。

 

また敵陣で保持をする時にはデイビッドが常にラインブレイクを狙っているという意識がチームに浸透すれば、シンプルに裏という攻撃が効いてくるだろう。

 

デイビッドは常時スペースを狙うファーストトップ、というポステコグルーの流派が本来求めるべきタイプであり、それによって生じる次を突いていける補完性の高い相棒が求められる。

 

これによりマリノスの攻撃が意図的にスペースを作っていくフリーランが入り乱れる本来の姿に戻る事が期待できるかもしれない。

 

横浜F・マリノス試合後ざつだん ロペス移籍から始まる戦力再編成と戦法再構築

2025年7月5日、J1リーグ第23節で5月31日以来となる久しぶりの勝利を挙げた横浜F・マリノス

 

その夜、この日に決勝点となるPKを沈めたロペスが移籍を決断したと公式に伝えられた。

 

 

今期は低迷の象徴とも言える不調、チームで最もシュートを打っているのにPK以外はノーゴールと運動量の低さも含めて、正に別れの季節が来たと言える。

 

別れの季節というのはどんな大スターでも特に海外クラブでは朝敵の如くクラブを応援する人々と敵対する事も珍しくないが、獲得したタイトルも含めて、過去の栄光は消える事はなく、いつか美しい思い出として振り返る日が来るだろう。

 

 

そして翌日にはいわきFCから谷村の移籍獲得が発表されるなど、新しいサイクルの始まり、終盤までを見据えた最後の戦力編成機会での動きが活発化している。

 

この記事では噂を含めた新戦力、更には再編成、そして未だに答えが見えないマスカット末期のアップデートについてまとめたい。

 

 

前線の再編成

 

ロペスの離脱、遠野の大怪我、植中の不在もあり、元から少なかった前線は7月5日の時点で完全に不在となった。ウインドーが7日に開く事もあり、20日の名古屋戦では谷村の合流や植中の復帰も含めて戦える戦力が揃うと願いたい。

 

 

新戦力①(確定)

谷村 海那 27歳 181㎝79㎏

 

大卒選手として当時J3いわきFCが獲得するとJ2昇格に貢献、2年目からは主力として活躍。

ブレイクのきっかけはエアバトルにも強い、現大分の有馬がいる中でCFとセカンドトップを兼任した昨年の24シーズン。

 

そして谷村と言えばクロスからのゴールシーン、ポストやエアバトルもこなせるが、マリノスに所属していた選手としてはセカンドトップよりなエリキや西村をイメージするゴール前のチャンスに飛び込むことを欠かさないアグレッシブなアタッカーだ。

 

昨シーズンはいわきFCで18ゴール、シュート成功率は16.8%ともう一声欲しい所。

 

だが、ゴール期待値に対するゴール数では得点ランクトップだった小森とほぼ互角の+6.184と、クロスからの理不尽ゴールも少なくない。

 

ゴール期待値 11.816 実ゴール 18 +6.184

 

 

今の前線に欠けている攻守に渡っての攻撃精神をいわきスタイルそのままに注入する事が出来るか、期待したい。

 

 

 

新戦力②(噂)

 

ディーン・デイビッド(Dean David) 29歳184㎝

国籍 イスラエル 左利き(両利き?)

 

プロキャリアは一貫してイスラエルリーグで、途中からマッカビ・ハイファに移籍すると大ブレイク…?イスラエルリーグのデータが20-23までは確認出来ないのでいつからかは不明。

 

リーグでは通算198試合67ゴール、欧州の各種大陸カップでもプレー経験があり、特に23-24シーズンは20得点をあげて得点王を獲得している。24-25は14得点。

 

23-24シーズン 28試合22先発 1934分 20ゴール

シュート成功率は25%と素晴らしく、ビッグチャンスミスも21と得点とほぼイーブン。

 

左利きという記載もあるが13ゴールが右足によるもので、相対するDFのスキを突いてコンパクトに振り抜く右足から隙間を打ち抜くようなシュートが得意技か。

 

ヘディングのゴールは2、翌年は14ゴールに対して0と、ヘッドからのゴールを補填する相棒が必要だろう。

 

左ウイングとしてもプレーした時間があり、ドリブル力も一定あり、キックには自信がありそうで、過去に所属した中では若干背の高いウーゴ・ヴィエイラという方向性が伺える。

スピードや運動量に関するスタッツは確認出来ないがプロの現場でWyscout等のツールを使える西野SDなら当然そこの確認は怠っていないだろう。

 

 

 

 

天野と渡辺皓太

 

前線を再整備する上でキーになるのが長くチームに在籍する天野と渡辺皓太だろう。

 

特に久しぶりにリーグ勝利となった試合ではロングボールが飛び交う昨今のトレンドを考えた時に、彼らの活きる場所が変わってくるのを予感させたゲームだった。

 

それはどうなんだ、という選択肢であったがマリノスとしてプレスを恐れてビルドアップを完全に放棄する選択肢を今後も時には採用するのであれば、少なくともその試合では彼らの居場所は無くなるだろう。

 

マスカット末期の環境では西村すら活躍の場を失ったように、生態系と同じく選手も環境の変化に耐えられない事が少なくない。

 

一方で、渡辺皓太は終盤にセカンドトップに移動すると彼の持つ前に出て行く時の鋭さという強みが存分に活きた。

例えば、ボランチとして神戸や京都でプレーする姿はまるでイメージ出来ないが、広島や柏でシャドーをやればリーグ優勝を狙う水準のチームでもレギュラーが取れるだろう。

 

天野もCKの流れから右サイドでボールを持った時はヤンと同等の期待感を持たせる選手であった。

ヤンの代わりが出来る選手はリーグ内から探すのも難しく、精彩を欠いたヤンが疲労に弱い選手である事も考えると右の2番手が良いのではないか。

 

 

7月5日 想定スカッド

 

 

左ウイングについては実力でエウベルがレギュラーに復帰、これに文句は出ないだろう。苦しい時間の中で唯一の出口としてチームを助けた個の質は見事だった。

 

右の逆足ウイングはチームとしてヤンの2番手を用意する意図で天野を活用。

 

センターラインはブレイクなどランによるボールの引き出し、セカンド争奪、プレス&プレスバックで戦える2名が90分間ピッチ上に居るのが望ましい。

 

 

27シーズン加入内定の松村だが、セットプレーを全て任せられるなどキックの質は光る物を見せており、またドリブルでの仕掛けなども期待が出来そうな事から、エウベルの2番手という運用がベストではないだろうか。

 

中央にいるよりも逆足ウイングの方が、オープンな環境で右足を振る機会が圧倒的に増える

 

一方で、井上、宮市はもっとチームとしてウイングでスペースアタックしていく整備をした上で起用をするべき。オプションとして効く相手にはかなり効くのは間違いない。

 

 

 

ヤンの契約延長はあるか

 

なお、ヤンを失う事は想定していないが、契約は25年12月末までであり、0円移籍、半年分を支払ってでも引き抜き、など様々な選択肢が存在している。

 

通常、来期も残るのであれば契約延長が行われるが、それを選手が拒否となればこのタイミングでの入れ替えも選択肢になるが、主導権は選手にあるだろう。

 

いわゆる0円、26年1月からのオファーとは純粋な年棒額の戦い、又はマリノスのJ2降格リスクが付与するか。

25年7月からのオファーとは契約解除金が合意さえあればクラブに残る道は無く、26年1月からの他クラブとのオファーが比べられるだろう。

 

26年1月オファーは契約解除金を支払わなくて良い分、年棒が高い。

これと競うにはマリノス年棒の大幅アップが必要。

 

25年7月オファーは26年1月オファーに良い物(高年棒や名のあるクラブ)があればスルーされる。その結果、今シーズンはマリノスでプレーとなる。

 

つまりヤンがこの夏に残るかどうかは、それなりの所から今より良い条件で26年1月オファーがくる、もしくはJ2降格リスクを含んでも25年夏オファー、26年1月オファーよりも良い条件の契約延長を締結できるか。

 

となれば、マリノスにそんな高年棒を用意出来るかという点で個人的には売り時であるが、そもそもクラブとして左利きの右ウイングは構造として求めているのかから検討するタイミングなのかもしれない。

 

とは言え、それを今やる余裕はないので、何処かの名門クラブが出す26年1月オファーが勝ってくれるのを期待したい。別れの季節はもう少し先が望ましい。

 

同時に26年1月から出来ればフリーで契約可能な、左利きの右ウイング発掘を進めなければならない。(どんなタイプかは新監督次第だが…)

 

 

 

サイドバックどうしますか?

 

これまで不動のレギュラー左サイドバックだった永戸がチームを離れて一か月。

 

不動の右サイドバックだった松原はCBで疲弊し負傷するなど、復帰は期待されるがサイドバック人員として物理的に苦しい状況なのは間違いない。

 

CBの連続負傷でそれどころではなくなってしまったが、そもそも保持の構造からして3枚保持や、ロングボールや大外クロス攻撃への守備も考えるとウォルシュの右や渡邊泰基の左はオプションとしてもっと進めておきたかった。

 

キニョーネスや諏訪間が復帰すれば加藤とウォルシュ(復帰すれば松原)、鈴木と渡邊泰基など、相手によって考えるという選択肢が大島監督に与えられるだろう。

 

それでも不動のレギュラーだった選手がいなくなったのだから全体戦力としてはマイナスであり、物理的補填を考えるのは当然と言える。

 

その中で、果たして今のマリノスは左サイドバックを取るべきなのか、それとも右サイドバックを取るべきなのか、というテーマがあるだろう。

 

左なら以前紹介した長崎の高畑が永戸を継承すると言う意味でもビルドアップに寄与するタイプとしてお勧めだ。

 

一方で松原のCBコンバート以降は右に移動している加藤だが、得意なのは左。

ウォルシュも出来るが、選択肢として右に攻撃的なタイプがいない。

 

永戸の空いた年棒と移籍金を回すなら、SBとしての守備力も高い新潟の藤原が狙い目なのでは?

 

 

なのでは?

 

 

では?

 

 

 

 

戦法再構築

 

勝ちこそしたが、結局何がしたいのかという試合だった。

 

プレスを回避する手段として積極的にロングボールを使うと言う判断まではいいとして、その先に余りにも設計が無い。

 

蹴り先は脆く、セカンド回収争奪までも行けず、無駄に高いライン設定で跳ね返されたボールを背走して処理するので、ほぼ自陣でボールを奪われる

 

結局、ビルドアップして自陣ロストするのと何も変わらなくないですか?

 

プレスが怖いのでとにかく蹴ります、それ以外は何も伝わってこない様な戦い方だった。

 

 

物理的にも追い詰められて、心情的にも絶対負けられない試合がこれか…

 

 

正直、一刻も早く来期の監督を探しに行きたくなる、世界のフットボールがちりばめられたデータの海に逃げ出したくなるような試合だった。

 

 

試合開始からずっと繰り返した様に準備をしたんだろうが、何を準備したのかピッチ上の出来事からは一切分からない結果だった為、ゴールキックというセットプレー攻撃の評価としては100点満点で20点以下だ。

 

 

マン・シティなどはショートで蹴り出して敵を自陣に深く引き出してから、つまり2か3本目のパスをハーランドに蹴る傾向がみられるが、そういった工夫、最新トレンドに対する知見や学習は一切感じ取る事が出来ない。

 

例えば前半3分30秒後、一回後ろで繋いでからパクイルギュがヤンに対角線ロングパスを蹴り出し、落下点で優位に立ち、ドリブルからスルーパスで惜しいシーンを作ったが、再現性は皆無だった。

 

そんなに恐れる相手だったのか?

 

 

今のキャラクターや、マリノスの経緯を考えるのであれば、保持をベースにしたプレス回避を進めて貰いたいし、正しく挑めばトレンドに負けない事は柏レイソルが証明している。

 

だがポジショナルプレーという現代水準におけるベースが監督スタッフ陣にすら無いのを痛感する様な試合だった。余りに時代遅れ、20年前の水準でゴールキックを行っている。

 

今回は勝利こそしたが、準備をしたけど的外れであり、もっとも攻撃がヘタクソなチームだから事なきを得たようなもので、全てが相手のプラン通りに15分で決まってしまった岡山戦、試合を通じて解決策を提示出来なかったFC東京戦に引き続き、何かが改善したという手ごたえは皆無だった。

 

FC東京戦の悲惨な試合を経て私にはビルドアップは出来ないから諦めました、という事だけは伝わった。

 

 

 

統制を失い、大混乱の結果、3位になり監督のクビが飛んで、取り合えず信頼第一で統治を取り戻せば何とかなるレアルマドリードと異なり、ブッチギリ最下位のマリノスが統治を取り戻しただけでどうにかなるのだろうか。

 

ピッチ上で能力を感じないという理由から改めて、監督交代を希望したい。

 

 

もしくは開催中のクラブワールドカップにおいてブラジルのフラメンゴで元気にやってるのが確認された、日本でもロティーナの右腕として活躍した、イヴァンの様なコーチを探してくるべきだろう。

 

新人監督の元ブラジル代表選手だったフェリペ・ルイスを支え、24得点4失点と爆発的な攻撃力を振るいリーグでは首位である。

 

ファルジャニ・サッシという個で解決する事も可能だが、外国籍枠どうすんねんもんだいがある。

国内であれば、新潟の秋山にどうにかして貰うしかないだろう。

 

 

最新のフットボール的教養を持つ人物、その水準がクラブに無いと戦えない。

一体、日本サッカー協会S級ライセンス講習で何を教えているんだ。

 

ついでとなりますが、JOC会長を目指した元サッカー協会会長である田島氏が無事選挙の末にマルゼンスキーで知られる牧場経営者、自称北海道の借金王こと橋本善吉さんの娘であり、オリンピックメダリストにして元国会議員の橋本聖子氏に敗れたのをお祝い申し上げます。

 

【緊急】横浜F・マリノス 大島新監督を救いたい!座して死ぬな 試合後ざつだん記事

2025年6月25日、シーズン中2度目の監督交代となった横浜F・マリノスは前日24日に就任会見を終えた大島新監督の元、残留圏対象の17位であるFC東京とホームで対戦。

 

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残留圏まで6ポイント差を3ポイント差に出来るのか、それとも湘南を対象とする8ポイント差になるのか。J1残留への分水嶺とも言っても良い状況の一戦は夢も希望も無い0-3の惨敗に終わった。

 

松橋監督は序盤から走力を発揮する事を期待した前線4枚とボランチを配し、ハイプレスとプレスバック、そしてスペースアタックを繰り返す、既に確立されていると言っても良いアンチマリノスフットボールを展開。

 

今期1試合平均シュート数が10.8本しかないFC東京相手に、15分間で被シュートは6を数えるなど、岡山戦同様に開始早々から試合が決しかねない状況を繰り返す。

 

3枚保持などでボールの保持が安定して盛り返すシーンもあったが、被ロングボール攻撃による収支の赤字、ボールホルダーに制限がかからないミドルブロック、敵陣での答えの無さ、など巻き戻したが故に顔を見せるネガティブ要素の連鎖で失速しての完敗となった。

 

2023年の時点で劣勢な試合が多かったのに、2年分の宿題を何一つ解消せずに、アンチマリノスが進化した環境で試合を繰り返す事を考えると先行きが思いやられる。

 

状況がかなり悪いだけに、ハッチンソン同様、このまま座して死なれてはこちらが困る。

ずっと試合を観てきたという経験則をベースに即効性の高い改善方法を提案したい。

 

100点の正解ではなく、結果として上手く行けば良いという価値観が求められる。

 

 

 

なんちゃってハイプレスで改善

 

FC東京にすら2トップで制限すらかけられず後方でいい様に交わされてたのは絶望感すらあった。ちょっと圧がかかったら2回も致命的なキックミスをする様なGK相手に。

 

かといって愚者のフットボールを実現する様なガッツはクラブ内になく、ぬるま湯に浸かりたいクーデターが発生してしまうのだから仕方ない。ロッカールームには政治がある。

今日はちょっと現実が見えたかもしれないけれど。

 

 

そこで、もうスカされるのは前提という補填を用意しつつ、今よりはハマるだろうというファーストライン整備で対応を図りたい。

 

何度も言っているが両WGとCFでファーストラインを3枚に変えるしかない。

 

マリノスの442はGKによる+1を想定されていないかの如く時代遅れで、構造的にいつでも簡単に2対4にされるのだが、取り合えずそれは防げる。

 

 

また、FC東京戦におけるロペスの走行距離は90分で8.3㎞と献身性は期待できない前提が必要だ。長倉は11.8㎞と3.5㎞の差があった。

中央での制限とGKへの突撃以上の事を期待するべきではない。

 

守備に対する理解も乏しく、2トップにする事で生じる運動量にみならず、多様なタスクと判断を消化出来ると考えるのがそもそも間違っている。この選手では2トップの守備を構築するのは無理だ。

 

 

ファーストラインを3枚に、ロペスの仕事を簡単に、責任を少なくし、両ウイングはちょっと頑張って貰って、後は後方の7人でガッチリ人を捕まえて何とかするしかない。

 

ファーストラインはゾーンでロングボールと前進のみを制限して、後方はマンツーマンという落とし所が、ロペスを含んだ上で守備を改善可能となるなんちゃってハイプレスである。

 

仮に敵の両CBとアンカーをルーズにしても、上がって行く事は殆ど無いのでハーフラインより後ろで数的不利は発生しにくいという割り切った覚悟が必要だ。

 

少なくともボールを奪ったら前は3トップが敵と数的同数というリターンがある。

これでやるかやられるか、までは持ち込める。

 

もうこの際、前3枚はミドルゾーン・ローブロックでもバックラインの前まで戻ってこなくてもいい。

 

 

 

プレス回避攻撃

 

自陣への保持に対してプレスを受ける時に、どの様な攻撃をすればいいのか。

マスカットは個人能力に依存した結果、ゴール数で一定の成果を見せたが、環境は厳しくなっている。

 

FC東京戦では保持の安定すら苦しみ、ゴールキックからロングボールを蹴り始めるも、何の用意も無いマリノスに対して、走力のある選手が揃うFC東京がセカンド回収からカウンターを繰り返すなど、負の連鎖ここに極まるという光景が見えた。

 

プレスの出口として敵を背負ったヤンやエウベルに当てる、後は彼らの個人能力に期待、そんな攻撃が2年経っても通用するはずがない。

 

自陣のビルドアップに対してプレスを受けるとして、最後にSBが縦パスを蹴る選択肢が、敵を背負ったウイングかロペスという2択しかないのが絶望的な光景だ。

 

2年以上、何の解決も見られない。

 

 

 

どうせSBで詰まるんだよ!

 

 

だからこそ詰まる前提で、その状況にチームとして答えを持つ

そこからどうやって攻撃するか考える。

 

この点、敵のサイドバックを引き付けた裏のスペースにロペスやセカンドトップが飛び出していく構造が無い。

 

 

マリノスの典型的なSBで詰まる自陣ロストパスコース3選

※ヤンがロストするか、ボランチへ逃がしても次で捉まる

 

 

 

バルセロナのハイプレスをエスパニョールが回避した例

 

 

 

ハマったら自陣に蹴らない

 

 

SB(加藤蓮)がCF(ロペス)にスルーパス(又は裏へロブパス)を蹴るシーン

マリノスではプレスにハマったな、という時に先ず見られない。

 

敵のSBを引き出した上で、ロペスが斜めにボールを呼び込むランをする。

 

 

例えパスが通らなくてもそのままプレスに行くか、サイド奥の敵スローインに対してプレスをかけやすい。

 

もうワンチャン裏取りする為に、わざとプレスにハマりにいく位の気持ち。

これはロングボール攻撃じゃないし保持攻撃であり、次のプレスへのスイッチ、通ればラッキー。

 

 

ロッカールームの有権者皆様も納得頂けるだろう。

 

 

そして通れば、そのままフィニッシュへ向かうボールの流れ

 

 

ヤンはロペスがCBを引っ張って空けたスペースへのダイアゴナルラン、義務。

ボランチはロペスの落とし先になる動きが義務、素早くスペースへ展開。

 

セカンドトップと逆WGはカバーさせない横幅のピン止め。

ボールに近寄らないでゴール前へ。

 

ロングボールを蹴りたくない。

蹴っても整備してないので効果的でもない。

 

保持の安定も怪しい、ならばせめてそのハマった状況でどう効果的なボールを敵陣へ入れていくのか、準備と整備をするべき。

 

 

 

ラフアタック

 

相手がミドルゾーン以下に引き始めると攻撃がスタックし始めるキューエル化現象も再発する。今のマリノスはマスカットの悪い所にキューエルの悪い所が合算された様な状態だ。

 

特にセカンドトップに天野や渡辺皓太となると彼らはサイドに3人突撃し、ゴール前はロペス一人という光景が再現しやすい。チームとして敵陣でどうするかは何も答えが無く、キューエル時代同様に完全フリーダムだ。

 

そもそも選手交代で伺えるように監督からして答えを持っていない。

 

 

CBが後方支援してサイド2対2、エリア内3枚にアーリークロスというシンプルなラフアタックを整備するしかない。何も決まってないから無駄にサイドへ突撃し、自由にバックパスが繰り返される

 

それを考えれば山村は現状なら前で使うべきオプションだと言えるだろうし、天野はヤンと交代で使う人員と言える。

 

 

 

ファーサイドに蹴ると決めておけば、ゾーンでニアサイドに立つCBは1枚死に駒化

325で立ってしまってクロスに入るのはCF、シャドー、WG(WB)

 

サイド2対2、もしくは押し込んだ後ろからCBが発射台。

 

ロペスはニアに飛び込む様な動きはしないのだから、自動的にロペスがニア役になる様なクロスを蹴ればいい。ロペスの裏となるシャドーとWGが本命だ。

 

敵が5バックで構えてもプレーが発生する周辺だけ数的不利にならない事は出来る。

2対2から3対3へ、ラフにでも数的同数という確率に対してボールを入れ続ける。

 

 

 

何もしないなら大補強しかない

 

残り18試合で勝ち点26では勝ち点40、危うい数字だ。

目標が41だとすると1試合平均は1.5、上位陣と同じペースが求められる。

 

目下のところ下位に3連敗中だが、後半戦はリーグ上位陣との連戦が待ち受ける。

 

 

具体的に何もしないなら死ぬだけか?

 

 

 

大補強を敢行し、個の能力で問題を解決する方法がある。

 

 

つい先日に紹介したウイングのタレント達、ヴィトーリアのエリキ、マーガレット、ザ・ハリから2人、今年に入ってから紹介したファーストトップ、イサク・キーセテリン、マクリミリアーノ・ロメロは必須だろう。

 

圧倒的に劣勢でも殴り勝てる火力が必要だ。

交代選手が居ないなど論外。

 

 

そして、あと5日で以前に紹介したビッグネームが契約満了を迎える。

 

 

アンカー ファルジャニ・サッシ

 

2022年、森保ジャパンをアウェーの日本にて3-0で撃破したチュニジア代表の13番。

代表キャップ80以上を誇り、カタールリーグ、アル・ガラファでプレーする33歳。

 

185㎝の恵まれたフィジカルを活かした抜群のボール奪取能力を持ちながら、変幻自在の多彩なキックは観る物を魅了する、アジア圏でプレーする中で最高の司令塔。

 

彼の個に依存すれば、ビルドアップの問題、劣勢の守備状況は改善できるだろう。

 

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中山社長、西野努SD

 

サンドバックになるような試合でも、不条理を実現する個の力ぐらいは見せて貰いたいものである。

 

横浜F・マリノス 大島新監督をフォローする夏の戦力大再編成プラン・THEリストラクチャー

2025年6月20日、十分なインターバルを経て最下位からの巻き返しを図るリーグ戦再開初戦の新潟戦で、2連勝の意味も喪失しそうな余りにも無残な惨敗によりパトリック・キスノーボの退任が決定するも、その後任の交渉に失敗したと報じられ、大島秀夫HCによる代行で試合に挑む事になった横浜F・マリノス

 

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そもそもの話をすれば、ホランドを解任する時点でキャンプからヘッドコーチとして帯同し、チームの成績に対して多大な責任があったキスノーボをチームに残すプロセスからしておかしく、またピッチ上で実際に起きている事から能力の無さに対する指摘があったにも関わらず性急に監督昇格を決定するなど、極めて順当に当然の結果になったと言わざるを得ない。

 

 

この様な問題がなぜ起きるのかを推測するに、今のマリノスは現場が能動的に対戦相手を考えない準備をしないだけでなく、もはや西野努SDを頂点として末端のコーチ陣に至るまで全員が、クラブとしてピッチ上で起きている出来事を理解できないのではないかと思ってしまうくらいだ。

 

シティグループ内から助力を得られればいいが、得ようとしていない結果なのは明らかで、この際は外部委託でも構わないので、早急にコンサルタントの様なアドバイザーと契約をするべきだろう。

 

クラブからフットボール的教養の喪失、一言で断じてしまえば、書かれてる記号の意味を理解出来ない素人が航海図から航海プランを考えている様な状態だ。

 

だから頓珍漢※なアプローチを繰り返す。

 

※物事のつじつまが合わないこと、的外れな言動、またはそのような人を指す言葉です。

 

 

これは元はと言えば、ポステコグルーを信じるだけでいいという正に非アカデミックな宗教的な取り組みで成功してしまった前黒澤社長の負の遺産が回り回って、クラブ内のフットボール的教養の劣化が進み、自分達のクラブがどうするべきなのか監督を選ぶ側が全く理解できない機能不全に陥り、後は神頼みな監督ガチャに行きついてしまった。

 

マリノスがリーグ優勝する様な強いクラブに再び辿り着くプロセスとして、スタートの一歩目に最も否定したやり方である。

 

 

その結果が、改善ではなく好き放題にブライトンの物真似を始めたマスカット末期を自己分析した上で、無駄を排除し最新にアップデートするのが理想なのに、自己分析という継承の一歩を選択しない2人の監督を採用。

 

一人はフィロソフィーからして異なる最初の立ち位置だけはスペインな監督を雇い、翌年は西野SDの言葉とは全く真逆に完全リセット(無視)のなんちゃってモウリーニョを選択するなど、誰も頼みもしない方法で順当な失敗にたどり着き、国籍以外は共通点が乏しいポステコグルーを理解すらしてない昇格監督に、2年連続で巻き戻しを依頼する敗戦処理

 

ポジショナルプレーを理解すらしてないキスノーボが、最後は自陣を埋めるだけのサンドバックサッカーに帰結し2度目のクーデターに至ったのは西野SDが間違いに気が付くのが遅すぎた故の結末だ。

 

この2か月の損失は余りに大きすぎる。

 

 

 

マスカット末期からどう進歩させるんですか?

 

 

この問いかけにクラブとして正しく向き合う事が出来るかを2年以上問われ続けている。

 

 

前回は生存戦略として、そんな能力的に懐疑的な西野努SDほか代理監督の陣容でも勝率を高める方法として自動的にアンチポジショナルプレーとなる愚者のフットボールを提案した。

 

全てが上手くハマれば敵陣でしか戦わない、西野SDも選手達も理想が実現可能な、超攻撃的な今のマリノスでも出来る、ポステコグルーから一切の無駄を排除した行きつく先となるシン・アタッキングフットボールだ。

 

 

speir-s.hatenablog.jp

 

・ ポジショナルプレーすら理解してないクラブに出来る事

・ クラブの戦い方として確定させ統治を取り戻す

・ 重要なのは監督と細部までの合意

・ 合意が出来るなら大島HC昇格も選択肢

 

 

ところが大島HCは就任初戦となった岡山戦では昨年同様に、2023年末へ時計の針を戻しましょうが精一杯な、マスカット末期への巻き戻しを敢行する姿を見せた。

 

アップデートも、敵への準備もせず、取り合えず巻き戻した、という結果に失望を感じた人も多いだろう。

 

試合では案の定、お互いの準備をぶつけ合う様相となる試合開始15分間で大劣勢に陥り、相手のプラン通りに先制点であり、決勝点を献上してしまった。

 

長年スタッフとして関わってきたのに問題点を理解できていないのではないか、という不安や疑問は最もな指摘だ。

 

 

 

 

チームを立て直すとして直ぐに出来るシンプルな向上要素は、せめて相手を見て戦う姿勢、国内で見つかるのか分からないがアナリストの情報を活用出来る能力のある監督、又はコーチ陣を揃えて貰いたい。

 

 

 

優秀なコーチ候補がフリーになったようだ…

 

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余談だが、就任会見ではポジショナルに戦う意思を発しており、リーグでも好調だったレイソルをアウェーで圧倒する試合、マリノスと異なり主力が全員揃っていた京都をシュート21本、ゴール期待値2.186でフルボッコにするなど、ピッチ上で見せていた戦いは可能性を感じさせる試合もあった。

 

どちらも前線の火力不足に泣き、柏戦は1-1、京都戦に至っては理不尽なパチンコフットボールで1-2の敗戦。保持に拘らない姿勢で結果が出なかったのは痛かった。

 

ホランドとキスノーボには猫に小判、豚に真珠、馬の耳に念仏であったが、もしも彼に遠野とキニョーネスがいれば果たしてどうなっていただろうと思わざるを得ない。

 

ここ2年の経験から配置を逆、監督を身内にしてヘッドコーチを外様にした方がクーデターが起きないのでは?

 

 

 

そして、次なるテーマとして夏の戦力大再編成が重要になってくる。

 

岡山戦では交代枠を余らせており、0-1なのに出せる選手が居なかった。

もはや戦力が決定的に足りていない。

 

どんな実績や、未来への期待値があろうが、監督が使わない選手は戦力じゃない。

交代枠1枚残しはSDへのメッセージだ。

 

 

やや失望感のある巻き戻しだが、メリットとしてはある意味で、どの様な選手が必要になるのかは数年分の蓄積、それは実際にピッチ上でどの様なシーンが起きるのかイメージが出来やすい事から選手は選びやすい。

 

更には既に報道されている外部からのオファーもあるし、同時に報道されないオファーは飛び交っているだろうが、戦力の変動はプロフットボールクラブの常として受け止め、重要なのは今の戦い方に対するライトスタッフ(適任者)が揃っている事だ。

 

今回はあくまで既報の情報をベースに可能性を検討したい。

 

この為、そういう話(所属選手が居なくなる前提な話)をするのは気に入らない、という方は今すぐ読むのを止めて頂きたい。

 

 

 

ロペスとヤンを入れ替えるなら

 

ロペスとヤンに獲得のオファーが来ており、マリノスは24-25ACLEで大活躍したアサニに対して交渉を進めているというのが現時点の情報である。

 

 タレントの移籍は契約解除金だけでなく、高額年棒も空きが出るという点で予算的余裕が生じる訳で、資金の余裕が無いクラブは上手く回す事で生き残っていくしかない。

 

 

もっとも…

 

 

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Q:夏の補強では、当然資金が必要だと思いますが、親会社である日産自動車の経営状況を考えると影響があるか?

親会社の財務状況は、今回に限らず常に影響するものだと思っています。

ただ、いまのクラブの状況を踏まえて、最大限のサポートをしてもらえると思っています。

 

 

年末までは放出無しで一時的に戦力が2倍になっても困る事は無いが、あくまでも今回は緊急事態が起きたら最適解はどうあるべきか、という視点で考えたい。

 

 

 

 

・ヤン → アサニ

 

結論 非推奨

 

例えばマリノスクラブワールドカップに出れていたのであれば、その17億円と言われる出場料を見込んで直接対決でゴラッソを叩き込まれたアサニを昨冬に獲得すると言う話であれば賛成だった。

 

ヤンは残した上でアサニなら何の文句も無い。

 

 

 

そもそも右の逆足ウイングとして活躍するヤンがいるとして、長い間に渡って2番手の逆足ウイングは居ないという謎の状態だったし、それを改善する意識があるという表れであれば賛成だという意味だ。

 

ところが、これまでも島村、中原と言ったそれほど高くない状態だった選手を獲ろうとすらしてないのだから、そもそもヤン(右から逆足WG)が居なくなったらチームの構造変わってしまうという問題意識はクラブに全く無かったと推測できる。

 

 

それこそ別に逆足ウイングである必要が無いなら…

 

資産運用の観点からエウベル右で使えばいいんじゃね。

 

とも思ったが、今回はマスカット末期への巻き戻しをベースに戦力拡充方向で考える。

つまりエウベルは左右でフル稼働して貰う前提。

 

 

 

で、仮にヤンが居なくなるとして、何で急に逆足ウイングのアサニなのか。

やっぱりクラブの指針として右は逆足ウイングなんですか?

 

これまでずっと代わりは用意してこなかった、つまり実際の試合におけるピッチ上で構造上、逆足ウイングじゃなくても構わないという姿勢だったのに何故なのか。

 

取り合えず細かい事は考えずに似たようなキャラクター取ればOKとか思ってないだろうなと不安が募る。

 

 

クラブの設計として右は逆足ウイング?

じゃ仮に入れ替えならアサニの2番手も取るんだよね?

 

 

アサニのスタッツを見ると、シュートはヤンと同じ位にスーパーな一撃を時折叩き込む選手だが、アシストが少ない選手である。

 

2025年 16試合1114分 4G0A

2024年 13試合882分 3G0A

2023年 33試合2153分 7G3A

 

コーナーキックを蹴っていて、この数字である。

 

フル稼働して33試合でコーナーキックをかなり蹴っていれば、そら3アシスト位つくだろう。こうしてみると稼働率も不安が募る。

 

やはりヤンと併用する2番手なら最適レベルじゃないか。

例えば、今年なら前半の過密日程の中でACLEはヤンで、リーグはアサニとか出来ただろうに。

 

 

一方でヤンはたまに見せるゴラッソよりもアシストが多い選手である。

 

2025年 17試合1187分 4G2A

2024年 35試合2383分 5G8A

2023年 32試合1793分 6G11A

 

 

また愚者のフットボールにしろ、マスカット末期への回帰にせよ、適合するかという点で見ると、ドリブルも回数、成功率から上手いとは言えないスタッツと言える。これはマズい。

 

勿論、キックの質はあるとして、彼が活躍するには水沼が大活躍した22年の様に、左から進んで右で仕留めるような構造が必要になる。

 

 

 

 

代案

 

逆足に拘らないのであれば以前に紹介した流浪のアルゼンチンアタッカーであるフリアン・パラシオスも格安になっており狙い目であるし、更には突破力という点で見ればブラジル1部で活躍しているヴィトーリアのエリキが上昇傾向だ。

 

 

エリキ 27歳 173㎝

 

2025年 9試合5先発 478分 2A

2024年 19試合6先発 649分 1G2A

2023年2部 31試合30先発2542分 10G4A

 

若干、懐かしさを覚える名前の27歳、左利きの右ウイング。

 

2部でブレイクして名門サンパウロに行くも途中出場が主だったが、今期はヴィトーリアに移籍して主力で出場中。ここまでブラジル1部におけるドリブル成功率は昨季、今期共に60%越えを記録。

 

ちなみにブラジル1部でシーズン2桁得点を挙げる様な選手は超高額か、実績十分の大ベテラン、レアルマドリードが買うような若手の3択であるので気にする必要は無い。

 

ブラジル2部リーグで10ゴールは優れた部類。

23シーズンは得点王が14ゴールで、エリキは4位にランクイン。

 

典型的なブラジルの左利き右ウイング、ヤンそっくりでしょ?

 

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もう分かっている筈だ、見える、見えるぞ!

何年も見てきてる訳だよ!

 

 

マスカット末期スタイルで質的優位を発揮出来ない選手をウイングに置くとどうなるか。

 

 

シュートは上手い選手が居たとして、どうやって彼に蹴らせるのか?

構造作れるのかい。

 

またクラブとして右は逆足ウイングという指針なら、今すぐ天野をヤンの2番手として試合で使い、今後に向けて戦力拡充の準備をするべき。

 

 

敵陣でスタックしない攻撃を実現する為に、シンプルな方程式の採用として日本代表で見せた堂安→三笘の大外アタックが参考になるだろう。

 

CF、セカンドトップそして一番外にウイング、という3枚に、キックの質がある選手によりクロスを蹴る構造の整備である。

 

SBを突撃させてCBが後方支援、ボランチが横にフォローでクォーターバックに空間を作る構造を作る。ここにセカンドトップを入れてしまうとゴール前が薄くなる。

 

 

何の為に逆足ウイングなのか。

クラブとして2番手を用意しない様に、ピッチ上でも意味を決定出来ていない。

 

 

 

・ロペス→ 前線の大再編成のきっかけに

 

 

最大戦力を解体するのであれば、大規模な再編成が可能だ。

 

予算的に一点豪華だった部分を全体平均を押し上げる目的で、再配分しリストラクチャーしていきたい。

 

特にウイングの強みが重要になるマスカット末期を目指すのであれば、中央ユニットは植中と遠野を軸に献身性の高いメンバーで構成したい。

 

 

昇格が見込めそうにないJ2下位山形で2番手になってしまっている高橋潤哉

どうせ二番手ならマリノスで植中と競わないか?

 

 

高橋潤哉 28歳 178㎝

 2025年 18試合 先発3 512分 4G 成功率23.5%

 2024年 35試合 先発17 1791分 11G 成功率18%

 

 

よりクロスとロングボールに強いハンマータイプを求めるなら秋田の小松蓮渡辺皓太のコンバートには賛成だが、ゴール前の質まで求めるならセカンドトップとしてはドリブルとスルーパスが巧みで、今季は得点も光る藤枝の浅倉廉なども狙い目だ。

 

アグレッシブなアタッカーならいわきの谷村、前線エアバトルなら元いわきで大分の有馬も狙い目だ。

 

逸材という点では昨年に33試合7先発962分で5Gを決めた熊本の大崎舜、189㎝80㎏のボディとスピードは今期9試合244分と出番を失って腐らせるには勿体ないだろう。

 

 

近年のJ1リーグを見ても、ヴェルディの木村、川崎の山田新、レイソル(→広島)の木下、湘南の福田と、国内から2桁ゴールを生み出すFWは探せるのが明らかだ。

 

J2で19位の富山から福岡に6月移籍した碓井は早速、新潟戦でゴールを決めた!

肩書に拘ってJ2を軽視していれば出遅れるぞ西野SD!!!

 

 

6月、先に動いた福岡は先見の明があった。

夏まで待てば、めぼしい案件は争奪戦になるだろう。

 

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この為、中央ユニットは外国籍枠を消費せず、安くても質を伴った上で献身的に戦える選手に変えていきたい。

 

マスカット末期から改善点として最大火力であるウイングを守備の局面から活きる様に配置する事を目的に、両ウイングを前に進出させるバルセロナの様な4213でのプレスを成立させるにしても、先ず中央のファーストトップとセカンドトップの献身性が物を言う。

 

エウベルとヤンの守備?

最大火力であるウイングがバックラインのサポートに戻らないと破綻する構造が間違っているのでは?

 

マンツーマンでチーム全体として行く訳でもないハイプレスが、ミドルゾーン以降の守備時間を増やして、その結果、ポステコグルーが未整備なミドルゾーン以降をどうするのか、未だに結論が出ていない。

 

 

 

・左ウイング

 

ファーストトップに過多だった予算を質を求めるウイングに分配していきたい。

 

 

マスカット末期のフットボールはこのポジションこそが生命線で、CFと異なり特別な個は国内から探す事が出来ない

 

最重要に質を求めるウイングのスカッドとして、特にこだわりも無ければエウベルは左右で使う事も考えて、ヤンの代わり(アサニ)を取るにしても、更にもう一人と考える。

 

試合を通して90分、最高の質を維持する事を求めたら全然過剰じゃない。

 

 

また、キャラクターとして保持局面で苦しい時に愚者のフットボールで対応する時も出てくるのであれば、便利なのが宮市的な選手であるが、残念ながら怪我が多く計算できない問題があるし、代わりが居ない。

 

この点で、6月緊急補強であれば昨季に柏に居たジェイ・フロートなどを以前紹介したが、何しろ左ウイングをやっていたのがエールディヴィジ時代の5年前なので、再編成では最新スタッツをベースにしたい。

 

バカンスを終えたフレッシュな欧州シーズン組も選択肢に入る。

 

 

そこでウイングと言えばオランダ!という事でエールディヴィジから探した所、ライトスタッフとなりえる人材を見つける事が出来た。

 

スペースアタックによって生じる機会を活かす、質的優位を発生させる事が最優先だ。

 

 

リショネル・マーガレット 24歳 191㎝右利き

 

アヤックスユース、U19、U21などを経て今期はエールディヴィジでプレー

代表はスリナム代表を選んでいる。

どこやねん ※ブラジルの北の沿岸部だが北中米エリア

 

Richonell Margaret - 選手プロフィール 24/25 | Transfermarkt

 

 

メインはファーストトップとされているが、今期は左サイドにプレーエリアを移すと活躍。

 

 

24-25シーズン エールディヴィジ

34試合28先発 2525分プレー 5G7A

 

ドリブルは成功率が47%だが、1試合平均成功数が2.2に達しておりドリブル突破力は高いと言える。

率よりも回数なドリブラーとしては名古屋のマテウスカストロと同タイプ。

 

 

何より、所属のRKCヴァールヴァイクは降格決定しており、残契約期間も1年と売るタイミングになっており狙い目だ。

チームにはフリーで加入しており市場評価額は70万ユーロ。

 

 

若い時のハイライト動画しか残っておらず、こういう注目度の低いクラブでプレーする選手は評価額が上がらないのでチャンスと言える。シティグループのサポートがあれば今の姿も確認できるだろう。

 

とりあえず変なドリブルをしてすり抜けていくのが伺える。

 

 

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確かにウイングの方が良さそうな選手で、やっと左ウイングで使われて成績がついてきたのかもしれない。

真ん中で使われて柏や広島では活躍しなかったジュニオール・サントスパターン。

 

 

繰り返しになるが個が問われるのはウイングであり、その需要を国内では消化出来ないのだから、外国籍枠を両ウイングにするという、真ん中からウイングへという外国籍枠の組み換えも含んでの検討となる。

 

より強力にドリブルで行くタイプを求めるなら以前に紹介したスウェーデンリーグのザ・ハリも候補になるだろう。統計的に優れたドリブラーであり、彼はシーズン中の移籍なのでコンディションも期待できる。

 

 

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まとめると

 

個人的には巻き戻すにしても発展を伴った物が望ましく、その意味で非ポジショナルプレーでありながら、余計な事は考えなくとも自動的にアンチポジショナルプレーとなる愚者のフットボールを推奨していたが、仕方ない。

 

せめて何時でも何処でも442で守備をするのを止めて、ファーストラインの枚数調整を兼ねた4213で対応する事も導入して貰いたい。この際、分からなくてもいいから、試合中にハマってなければ取り合えず変える、とかでもいい。キューエル式何となくB面だ。

 

そして突撃フットボールにならない様に、改めてレストディフェンス(保持時の守備)という要素がある事を気が付いて貰いたい。

 

逆サイドのサイドバックボランチに残るのをベースに、カウンタープレスに備えた配置の整備、ボールより後ろは32で備えるのが基本だ。

相手が631状態でも無ければ、22なんて極めて瞬間的であるべきで21は論外だ。

 

 

 

また、引き抜かれるだけであればネガティブな話だが、予算配分としてロペス、ヤン、永戸の年棒分+契約解除金を組み替えるチャンスでもあるし、適した戦力の再編成を進めるのは悪い事じゃない。入れ替えによる戦力のリフレシュこそがマリノスの強みだった筈だ。

 

迂回した話になるが、ACLEの時にロナウド1人分だけでマリノスは10年戦えるという話をしたが…

 

もしも一人の、数億の年棒分が浮くだけで全体平均を上げるとして、例えばJ2の半分より下は年間のクラブ総人件費が4億円以下である。

 

例えばマンオリエンテッドな激しい守備をする上で中盤では藤枝の世瀬なども候補に入るだろう。Jリーグのレポートによれば藤枝の年間総人件費は2億6500万円だそうだ。

 

いわきの山下優人なども左のキックを持ちつつ戦える選手だ。

 

求めるのはこれから半年、激しく戦える選手。前線と最終ラインに使いたい外国籍枠の検討、そして稼働率からオファーがあるのであればジャンとの組み換えすらも検討要素だろう。

 

 

現状、一番許容できない予算配分の損失として、一点豪華主義も良いが、その選手がPK以外に無得点、PKを除外した推定ゴール期待値4.2に対して0Gという、配分が偏ったリスクが露わになっている

 

生産台数を振り分ける事で、稼働させる必要が無くなる不採算な工場を整理するのと同じで、限られた予算を最適化する必要があるのではないだろうか。

 

改めて言いたいのはポステコグルーが2020年に低迷したのは過密日程のみならず、ウイングが居なかったからであり、ウイングこそが最重要戦力である。

 

 

クラブとして戦い方に最適化した前線の再整備を進めたい。

 

 

 

【ウイング】90分間質を維持する戦力編成

 

エウベル(左右)補強要望(マーガレット 左)

アサニ(右)天野(右)※ヤン移籍なら追加候補 エリキ、ザ・ハリ

 

外国籍4人体制も辞さず、妥協なき戦力編成。

 

 

【中央】攻守に献身性、試合中の2枚代えを想定した戦力

 

補強要望(高橋、小松、大崎)植中、遠野

植中のベストポジション、セカンドトップ運用も考慮するとCFが2人必要

 

 

 

クラブとして逆足ウイングを置く意味がある構造をいい加減に整備して貰いたい。

 

ここに敵サイドバックを引き付けるとして、引き出したとして、そのスペースを1列目で狙うような構造も無いし、片側に寄せて逆サイド落下点に数的優位を作った対角線ロングボール攻撃をしていく逆足ウイング活用構造が無い

 

具体的にはヤンが受けた時にサイドの裏にロペスが飛び出していくシーンや、バックパスを受けたCBから左WGに対角線ロングパスを蹴ってSBも突撃させる局地的数的優位を作るシーンが全く見られない。

 

 

マスカット末期に戻したとして、ボール保持非保持ともに未整備な部分が多すぎる。

それをインテンシティ・強度とかいう曖昧な言葉で解決しようとしても解決できない

 

それでどうにかなったのは6年前で、フットボール的にはワールドカップ1回分より古い時点で大昔の話だ。

 

 

また復帰しても宮市はパートタイム運用で時間限定で使う想定がいいだろう。

 

井上はキックの質が足りないので、マンツーマンハイプレス等、相手を見たサッカーをする上での選択肢として、本人にも役割を理解させてピッチに送り込むべき。

 

サポーターやファンなど酷評される意見が目立つが、彼のプレーが納得いかない理由は監督にも大きく責任がある。相手への無関心と無戦術の被害者だ。

 

なおマリノスはHG枠を活用しているので、これでもA契約枠はまだ27人に達しない。