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2ステージ制の議論とJの露出機会

今年も1ステージ制だったら、どうなっていたのか?

 

という記事を拝見しましたが、これでは”2ステージ制に反対している人を納得させたい”という趣旨に沿わない火に油を注ぐだけの内容かと思います。

 

 

 

2ステージ制に対する敵意の根源

 

理由としましては2ステージ制に反対するスタンスの人達の根底にある物を『1ステージ制は真のチャンピオン決定方式原理主義』と筆者様が読み誤っているからです。

 

実の所、それは2ステージ制という案に対する反論に過ぎず、つまりのところ坊主憎けりゃ袈裟まで憎いであるかと思われます。

 

 

なぜそうなってしまったかと言えば、この改革を提案するに辺り、他人事の様な物言いでJリーグは駄目だと吹聴している印象を与えてしまった点があるかと思います。

 

 

よって、先ず現状のJリーグが大好きな人々を敵に回してからでは、どんな良い提案をしようが話を聞いて貰う事すら無理であり、

 

世論を形成してから有利に議論を開始しようとした現行チームの浅はかさであり、傲慢なのか、手抜きなのか、はたまた両方か故の失策であると思われます。

 

 

こと、ここに至っては静かに結果を見守るのが、最終的に結果が出た後にまで、双方の間に修復不能な溝を残さない唯一の方法かと思われます。

 

 

 

また、個人的にはチャンピオンシップのような両者オール・インでの一発勝負というゲームは、W杯でも、昇格プレーオフでもそうでありますが、

 

これは周囲の状況によって作られる殺し合いを原典とするローマのコロッセオ的で、正に麻薬であり、ギャンブル的な魅力を持つのですが、

 

本来のプロサッカークラブが行うリーグ戦との方向性における違いが大きく、浸透し過ぎると、取り返しがつかない事にならなければいいかと心配しております。

 

 

 

スカパーさんよ

 

 

更にこの際スカパーに一言申しますと、HuluとNetflixが月1,000円未満で世に提供される中、多くの人が週末に1試合とダイジェスト番組しか見ないスカパーオンデマンド Jリーグパックに、

 

月2962円と言う、取り敢えずCSと同じ価格設定に、『駄目だこいつら、早く何とかしないと』と危機感を募らせております。

 

 

 

全国のプロサッカークラブは地域を代表するシンボルとして、コミュニティの中心となることで頑張って成長し、そんなシケた放映権料なんざいらねぇと、パック売りから音楽性の違いを理由に脱退し、全てを自己管理する事を目的に華々しくソロデビューをされてはいかがでしょうか。

 

今や音楽もYoutubeで無償公開し、ライブで稼ぐ時代だそうですし、レアルとバルサ化が懸念されますが分配金に差をつけるよりも自由競争の方が健全かと思われます。

 

 

そもそも、Jリーグの収入が鈍化から横ばい、下落した時期は07年からスカパーが放映権を完全独占し、露出機会が激減した時期と一致するじゃないんでしょうか。

 

 

今後はインターネッツを上手く利用していかなければならない上でYahooというパートナーを得たのは心強いですが、

 

露出よりもプロサッカークラブの存在意義という点を忘れずに、住んでる地域によってオススメするチームが変わるようなユーザーのデータを上手く活用出来れば良いなぁと思います。