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横浜F・マリノスで見たい選手 永井龍

オフシーズンの与太話記事。

 

断っておくが、個人的に 見たい だけである。

 

 

選手データ

 

永井 龍

 

永井 龍

 

チーム 松本山雅 2018年~

ポジション FW ファーストトップ

年齢 28歳

180cm/73kg

 

2019年 リーグ戦プレータイム 1793分 3ゴール3アシスト

 

データ by 

https://www.football-lab.jp/player/1000051/

 

 

来歴

 

知る人ぞ知る、世代別代表に呼ばれ続けた、恵まれた体躯を持ち、期待された選手。

扇原と同じくセレッソユース出身、U-16、17、18、19、22を経験。

 

21歳の時、オーストラリアAリーグへレンタル移籍、2シーズンで26試合プレー。

(同時期、ポステコグルー監督はブリスベン・ロアーでリーグを蹂躙)

 

2014年はセレッソで柿谷、フォルラン、杉本、南野、に続く5番手のアタッカーとして1029分プレー、3ゴール1アシスト。

 

2015年、セレッソのJ2降格もあり、プレー機会を求め大分に半年レンタル後※、復帰したセレッソで試合中のアクシデントにより腎損傷で死にかける。

 

フォルランカカウが契約延長せずに6月に退団した為

2015年大分(復帰まで) 先発8試合 722分 2ゴール

 

 

 

翌2016年は長崎でプレーすると、上手く行かないチームの中で、永井への依存度が上がると共に大ブレイク。 神様、仏様、永井様、全く点が取れない長崎を15位に踏みとどまらせる獅子奮迅の活躍。

 

2016年長崎 先発40試合 3818分 17ゴール

 

十分な実績を元にステップアップを図るも、その後は、何となく気分で獲得される革命軍で赤く燃えたり、緑の大地に囲まれ山の中で労働に勤しむ等、ファーストトップとして、真の機会を得られない日々を過ごす。

 

 

マリノスの事情

 

稼働率は重要だ。

 

大きな怪我から復帰した長崎ではシーズン3800分のプレー、その後、所属するクラブ選択に問題があり、機会に恵まれないながらも今季は遂にJ1で1500分以上のプレータイムを獲得(1794分)

 

2017年名古屋 J2 1290分 6ゴール

2018年松本  J2 1159分 3ゴール

 

 

マリノスにおいて、今季の反省点として、例え3番手だとしても、近年にプレータイムを持たないベテラン選手を戦力として計算に入れるのは難しいという事。

 

チームが戦う水準の向上、コンペティション、プレーの強度を考えると尚更、先ず動けることが更に重要視される。

 

 

何より来季の場合、ACLではJリーグとは外国籍選手の登録数が異なる為、スタートを外国籍選手で埋めるとしても、絶対的にベンチには日本人のファーストトップが必要になり、日程が過密化するルヴァン、天皇杯との同時並行を睨むと、プレータイムを計算できる選手が必須。

 

更に、ACLの特殊なレギュレーションとして、一旦、グループリーグや、決勝トーナメントというシリーズが始まってしまえば、例え怪我だとしても入れ替えが出来ない点が上げられる。(厳密には最初に行われる試合の7日前まで)

 

例としては、グループリーグ初戦の3日前にエースが怪我をしたら、全6戦をエース抜きで戦うことになるので、各チームがリーグ戦でACL登録の主力を温存するのは疲労以外にも理由がある。(リーグ向け戦力の方が入れ替えやすい)

 

この点、主力を休ませる為に複数ポジションをこなせる、ACLには登録しない予定のリーグ専用外国籍選手、というのも検討材料だろう。

 

 

よって、外国籍選手の登録数には制限がある為、余分に外国籍のFWを登録する事も出来ないので…(サブの予定だろうが何だろうがACLの外国籍は4人まで)

 

・ ベンチスタートが基本という立場を受け入れる

・ 補填として機能するプレータイムが計算出来る

・ いざとなったらACLで戦える十分な実績のある日本人選手

 

という厳しい条件をクリアする選手が欲しい。

 

 

 

見たい理由

 

機会に恵まれない逸材に、最も優れたチームでチャンスを与えたらどうなるのか気になる、という好奇心であり、彼に、より良い型で機会を与えれば、シュート成功率が20%オーバーになるのではないか、という期待感がある。

 

 

今季評としては、アタッカーでは、誰が出ても良い数値を出すには厳しいチームで、恵まれた体躯を活かし後方に時間を作るプレーでの健闘が目立った。 敵陣空中戦での分も悪くなく、J1水準である程度、基準点になれる能力を発揮したと言える。

 

そして何より、本来は思わず声が出るようなドリブルシュートを得意とし、長崎時代はゴールエリア内に飛び込んで勝負出来るファーストトップだった良い印象が残る。

 

 

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 得意技はニアを撃ち抜く低弾道シュート

 

 

 

データ

 

若干の母数不足だが、複数年において、合格水準と言えるシュート成功率15%以上を記録。

 

2016年~2018年 J2通算 シュート数 167本 26ゴール 成功率15.56%

3年連続 成功率15%オーバーをクリア

 

☆ 参考までに、凄い決めている印象のある選手の2019年リーグ戦シュート成功率

 

ディエゴ・オリヴェイラ 16.5%

ドウグラス 15.4%

小林 悠 15.3% 

 

 

裏を取る俊敏性をもち、パスさえ出れば決める力はある。

 

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また、マリノスよりも『精神的に辛そうな走り』が多いチームで、十分な走力を証明。

 

J1リーグ直近10試合で先発フル出場は6試合

平均走行距離 10.612km

最高走行距離 11.254km(エリキ 11.525km)

 

平均スプリント数 24回

最高スプリント数 33回 (エリキ 35回)

 

 

 

どこかのことわざだったか忘れたが、同じ大地で育った作物、みたいな意味でも、そのマリアージュに期待したい。

 

二代目ドラゴン(ちなみにリュウではなく、りょう)

 

この点、他の選手との契約も絡むがJ2のパス王、京都の庄司はエースの仲川と同じ畑かもしれない。

 

 

また、ふと思うのは3番手の存在が無く、層の薄さに苦しむFC東京とかに取られても、ディエゴとも組めるし、速い永井とダブル永井も出来るので、非常に嫌な選手である。

なんで目をつけないのだろう。