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横浜・F・マリノス大改造計画

リーグ戦において、柏戦、G大阪戦と、完全に相手が練習してきた通りにハメられてしまう連敗となった。

 

策を用意してきた柏と、その完璧にハマったゲームを予習してきたG大阪という関係であり、

今後、マリノスと戦うチームにとって、特に柏のやり方は模範解答であり、テンプレート化するだろう。

 

 

ロングカウンター依存からの脱却に苦しむ現状

 

昨秋に齋藤をキーパーソンとして、低いDFラインからの速攻、ダイレクトなサッカーに転向し、一定の成果を残す事に成功した。

今シーズンは、その方向を突き詰めるのかと思っていたが、そうではないらしいのだが、現状、苦しんでいる。

 

その理由として、ある程度、割り切った指針により、やることが限定された中で行っていた昨秋よりも、

迷いのような物がある事で、魅力的だった自陣から敵ゴールへダイレクトに迫っていくプレーまで影を潜めつつある。

 

守備のタスクが曖昧だった両ウイングも、ここ数試合はきっちりやらされてる感があり、負担が増加してる部分もある。

 

更に、これまで確率の低いプレーだとしても、高い位置にいるウイングにスペースを突かせるロングボールを蹴って逃げることで、リスク回避できていたプレーを明らかに減らしているのだが、

 

その現状を狙いすましたかのような柏には、これ以上無いくらいに、徹底的にDFラインでボールを奪われ、0-2という点差以上に完敗を喫した。

 

勿論、安定して勝ち点を上げていく為に、結局引き分けが多かった昨秋よりも変えなきゃいけないという意識、そして、やりたい事はよく解るのだが、それを行うには、もう少し大胆な改造が必要なのかもしれない。

 

 

アタッカー分析

 

齋藤と前田、彼らは良いパスを貰える事で、ドリブルの成功回数が増えるタイプであり、デュエルが強いわけではない。

この為、良いパスを貰える回数と、ゲームで活躍する頻度が比例する。

 

それに対してバブンスキーマルティノスは、そもそもとして、デュエルで強く、更に、特筆すべきは相手がプレスを頑張っている、時間とスペースが無い状況でも、パスを受けた際に、一瞬の間さえあれば、ターン(振り向く)する事ができる。

 

なので苦しいゲームでも、ドリブル回数が極端に減らないという特性がある。

 

<参考データ by sofascore>

 

広島戦のマルティノス

ドリブル回数 6 成功 4  デュエル 16回 勝利 8

 

柏戦の前田

ドリブル回数 4 成功 1  デュエル 13 勝利 2

 

柏戦のバブンスキー (プレータイムは27分間)

ドリブル回数 4 成功 3 デュエル 9 勝利 5

 

G大阪戦のマルティノス

ドリブル回数 8 成功 4 デュエル回数 22 勝利 10

 

G大阪戦の齋藤

ドリブル回数 2 成功 0 デュエル回数 9 勝利 2

 

 

中央進撃無くしてサイド無し

 

マリノスがウイングを活かしたロングカウンターからの脱却を図る中で、最大のネックが敵陣の中央を全く進んで行けないことである。

 

最近は喜田がDFラインに下がって7人がかりでも前に進めないのを見ると、覚悟を決めた大改修をしないと難しいと受け止めている。

 

現状では、圧が高い中央で、一瞬の間を活かしてターンして、更にそこから襲い掛かってきた相手を交わし、相手にリトリートせざるを得ない状況を作れる選手が必要なのだ。

 

ここまでのデータを見ると、このタスクがこなせる選手はマリノスには2人しかおらず、それはつまり、バブ&マルをインサイドハーフで同時期用するしかないという結論になる。

 

 

マルティンスキーシステム

 

 

 

意図 マルとバブの個人的な優位性で中央を進撃していく。

 

・ 高いデュエル勝率でボールを失わず、同じくドリブルで交わしていける能力がある。

・ 一瞬の間があれば彼らはターン出来る。

・ ターン後に1対1を行えるようにFWとサイドハーフが救援に行けない空間を用意。

 

賛否はあるだろうが、ここまでのデータをみると、中央進撃の頻度、成功回数は劇的に改善するだろう。

 

もちろんドリブル失敗、デュエル敗北のリスクはあるが、DFラインで取られるよりは遥かにマシと言える。

 

また、DF時には4-4-2の陣形になるのだろうが、中央のユニットが、前はウーゴとマル、真ん中が喜田とバブになったからと言って、劇的に悪化するとは思えない。

 

 

中央進撃したらサイドが凄いぞ

 

じゃ、右のウイングどうするんだ、と言う問には、ロベリー(ロッベンリベリー)の関係を取り入れたい。

 

天野は右ウイングという相手ボール時にはそこに収まるが、攻撃時、特にアタッキングサードへの進入時には、セカンドトップとして立ち振る舞い、中央でサポート不足がちになりやすいファーストトップを補完するタスクを割り当てる。

 

 

 

齋藤は純ウイングとして、主戦場は左のタッチライン

 

これに伴って左右のサイドバックも右上がりの傾向に自然となるだろうし、松原、更には遠藤の縦への突破力が活きる事になるだろう。

 

左サイドには、よりリスク回避的な振る舞いが求められると、今後、復帰した下平が金井からポジションを奪うかもしれない。

 

何よりも10番、齋藤が完全復活をするだろうし、これまでボールがろくに来ない中でも、来た時は絶妙なプレーを見せているウーゴも本領をするだろう。

 

という事をモヤモヤと思いつく、後半の残り10分間であった。

 

お粗末さまでした。

 

 

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