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Jリーグの話 2ステージ、専スタ、放映権、SNS(ネット)の活用

先日、サッカーキングニコニコ生放送にて行っていた24時間放送にて、夜中の朝までサッカー生激論を見ました。

 

live.nicovideo.jp

 

番組中に話し合われたJリーグの各テーマにて、私なりに思った事をまとめました。

 

 

2ステージ制

 

先ず、本場(ヨーロッパ)と違うから嫌だーと言うのは全く無いですね。

 

Jリーグにとって欧州のトップリーグの様になりたい、と言うのは、成り立ちから見て正に坂の上の雲のような想いであり、未だに多くの人がその熱から冷めないのは理解します。

 

 

ただ、私としては合併前のパーフェクトTV時代から契約してそれらを毎週羨望の眼差しで見ていた事もあり、

正直もう飽きたと言うか、明治維新どころか既に戦後の復興位まで歴史の針が進んだ状態です。

 

それは故郷に帰って地道にコツコツと商売でもやるか、と言った心境であり、足早に整備を進め体裁だけを整えても仕方がないんだと思い知った訳であります。

 

故に2ステージ制に対する拒絶反応はありませんが、どうせ変えるならトコトンやるべきで、現状は中途半端で面白く無いなぁと感じます。

 

 

先ず、個人的にはリーグ戦の順位が入れ替わるのは疑問であり、Jリーグチャンピオンという称号もやめて欲しいと思います。

 

リーグはリーグとしてそこでリーグチャンピオンのタイトルと順位の確定(ACL出場権)を行った上で、エクストラマッチとして行って欲しいと思います。

 

 

この際、現天皇杯をアマチュアの大会として全Jリーグチームの不参加を決定した上で日本サッカー選手権冬季大会に改名し、

 

同時に新設天皇杯Jリーグエクストラマッチとして12月下旬→元旦決勝でスケジュールを組むぐらいのマワシ一丁で土俵に挑む様な覚悟を村井チェアマンには見せて欲しい所です。

 

今年だと25日準々決勝、28日準決勝、1日決勝で年間順位やステージタイトルを元に8チームまで参加するのが良いでしょう。

 

元旦に授与される天皇杯という最高の名誉は日本最高の8チームによって争われるのが相応しいと思われます。

 

これにより、わざと手抜きで負けていると勘ぐられる様なプロチームもあるような天皇杯に対して失礼極まりない現状も改善されます。

 

 

他にも、11月一杯までJリーグのスケジュールが取れることで、クラブW杯も絡む日程の問題が解決し、更には最大の懸念事項である、今年顕著となったチケットを売る時間の無さも解消されます。

 

 

 

専用スタジアム

 

幻の横浜オリンピック会場として造られた日産スタジアムは確かに見劣りします。

 

ただ、ハードありき、とにかく専用スタジアム作れば解決する様な考え方は箱物行政そのものであって、チョン・テセさんが話してくれた、W杯の時にちゃんと専用スタ作ったけど観客がガラガラだという韓国の現状はまぁそうなるよねと感じました。

 

 

巨大な建造物となるスタジアム建設はその街に暮らす人々において合意形成が必要な案件でありまして、

 

この点で、横浜ではマリノスタウン跡地に専用スタジアムを作ろうという雰囲気が高まる様な状態ではない、という事であるかと思いますし、

 

マリノスというチームも、横浜という街のシンボルになるという覚悟が無いのではと感じます。

 

 

また、ライトユーザーをスタジアムに、というテーマが関わってくるのですが、そもそもスタジアムにライトユーザーは来ないだろう、年に1,2回足を運ぶ人は既にライトじゃねーよと考えています。

 

私の考えるライトユーザーのラインはテレビで試合を観る迄であり、スタジアム来場はテレビで試合を観た次の段階にあると思います。

 

 

試合をテレビで観るハードル

 

現状、めちゃめちゃ高いです。

 

上記したように、本来であればテレビ視聴はライトユーザーを作る最大の場である筈ですが、スカパー契約者の殆どは、最低でも年数回はスタジアムに行く人達ではないでしょうか。

 

 

つまり現在、Jリーグのテレビ放映はむしろマニア向けコンテンツとなっています。

 

これに対して過激な対応としては前回記事でも書きましたが、パック売りから脱退して、放映権をクラブが自前で管理する事で、例えば地元テレビ局に無償提供する代わりに全試合放映して貰う等の方策をとります。

 

その効果を最大活用した結果、チケット代を2,000円として、年間10万人、ホームで1試合平均5882人入場者が増えればスカパー分配金の2億円はペイ可能です。

 

 

それは飛び過ぎな意見だとすると、現実路線としては、草の根パブリックビューイング大作戦などはいかがでしょうか。

 

それはスポーツバーの様に、週末にスカパーでマリノスの試合を放映してくれるお店、町内会、商店街を募集して、月額2962円をマリノスが支払います。 (面倒なのでシーズン9ヶ月分を一括払いで3万円)

 

例えば100箇所確保した所で、月30万円、年間でB契約選手一人分以下なので、チームを発展させるというベクトルで考えた投資先として、人件費(契約選手)を一人減らしてでも敢行した方がいいんじゃないでしょうか。

 

 

ニコニコの活用

 

チャンネル(企業向け)放送枠を利用しましょう。 ※無料

 

昨今、インターネットを通じたPRや認知向上にSNS利用が目立ちますが、写真やテキストベースのSNSよりもライヴ性を活かすサービスを活用したほうが、サッカーというスポーツに適していると考えます。

 

 

当該チャンネルにて想定されるコンテンツ(番組)は下記になります。

 

・アウェーゲームの裏実況

試合映像を流せないニコニコでスポーツ番組放送の定番スタイル、アウェーゲームをテレビ観戦組と一緒に楽しむ放送。

 

・ホームゲームのゴール裏から裏実況。

Jリーグとの交渉次第だが、ホームゲームのゴール裏で裏実況放送をする。 丁度、日産スタには広大なスペースがあり好都合。 ※肖像権的に観客は映せない可能性高いが、スカパーは油断してると映されてるのでどうなってるのか不明。

 

・練習試合放送(サブ組試合)

権利関係次第、試合中継は欲しい。 観客がいる緊張感を加味できる。

 

・ゲームハイライト

徹底的に”今日のゲーム”を語り合える場を作る。 ニコニコなら自分のチームだけ何時間でも可能。

 

まだまだ一杯ありますが、羅列するのも面倒なので略。

 

この点、ニコニコ生放送チャンネルに興味のあるプロサッカークラブがあれば当方でお力になれるかと思います。