横浜F・マリノス ファン

横浜F・マリノスを応援するイチファンによるブログです。

全てのJリーグファンへ DAZNは俺達の仲間なんだぜ?

こんなにもJリーグにワクワク感があるシーズンはいつ以来だ?

 

DAZNという誰も手を挙げる者が居なかった荒野に現れた挑戦者を叩きのめした先に、

果たして未来はあるのだろうか。

 

週末の事もあり、DAZNに対する罵倒がインターネット上を占めている。

以前の支配者、スカパーとの比較を交えて、DAZNへの期待と意味、そしてDAZNを罵倒する行為への苦言を述べる。

 

また、残念ながらゲームが見れなかった人が怒りを感じる、その感情は理解できる。

ただ、それを罵倒という形で叩きつける行為には賛同できない。

 

 

障害の真相

 

DAZNの発表によると、当初私が書いていた内容と、違うそうです、訂正します。(追記 2017年3月2日)

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1047315.html

 

簡単に要約すると

 

同じ時間帯に同時にやっていた試合が一気に全部、見逃し配信様に動画へ変換処理。

同時に7試合を変換処理するような事例は初だったので、生配信、見逃し配信ともに処理に問題が出た。

システムの不具合を修正したので今週は大丈夫。

 

 

こんな理解かと。

 

 

 

ただ、今回は違ったようだが、インターネット関連のサービスで、開始日などに人数から起きる障害と言うものに対する解決策として、設備投資しろという批判は、解決策としてあまり正しくない。

 

何故かと言うと、運営側の視点で言うと、主にコストの観点から、負荷に対する安全マージンの設定を一瞬だけ激増するような特殊な状況に合わせるのはなかなか難しい。

 

例えば前日に急増する契約者数、みたいな不確定要素が多いし、こればかりは実際に動かしてみないと解らない部分が大きいのもある。

 

ここで、もっと安全マージンを大きく、最大限取ればいい、という意見もあるだろうが、それには冒頭述べたようにコストの問題があり、不必要な備えは不必要なコスト増とイコールなのを知らないと話にならない。

 

例えばクリスマスケーキや恵方巻きを500個入れたが、300個売れ残ったみたいな話、ならまだいい、所詮は1日の問題だ。

 

ある日、弁当が異常に売れ、売れ切れたからといって、毎日、365日を、それを想定した仕入れは出来ない、継続的なサービスとはそういうこと。

 

 

つまり、継続的なサービスにとって、数時間の不具合は長いスパンで見れば一瞬に過ぎなく、その一瞬の為に、安全マージンを今の2倍にすることはコスト的に出来ないのである。

 

この為、人気や話題のネットを使用したオンラインゲームは、必ずサービス初日にログインすら出来なくなる。

逆に、初日に普通に遊べるようなゲームは過疎、不人気の証拠であり将来が危ぶまれる。

 

感情的にふざけんな、と言うのと、では、経営的にあなたは解決できるんですか、という問題解決は根本的にことなるということだ。

 

つまり、観れないぞ、ふざけんな、まではイチ利用者としてご自由にどうぞだが、DAZNはサービスとしてダメだ、という批評をするのであれば、WEBサービスに関する最低限の知識を持っていないと語る資格がないと考える。

 

 

 

DAZNはそんなに悪い奴か?

 

CEOがビッグマウスな事もあって、不遜な態度の外資系、のような事にしたい人がいるようだ。

 

先ず個人の感情として気に入らないという部分があって、気に入らない敵として、そういう悪い奴らだということにしたい、という稚拙な論理が垣間見える。

 

また、Twitterでヘルプを置いているようだが、これは直ぐにやめた方がいいだろう。

 

これまで3回、お問い合わせフォームから連絡をしているが、レスポンス速度だけでなく、

この部分には非常にエネルギーを注いでいるな、というのを感じた。

 

利用者に提供出来る質の高いサービスがあるのに、Twitterで対応する必要は全く無いと感じる。

日本におけるTwitterはそういう用途に使うのに向いてる場ではない。

 

宣伝とPRだけに使用した方がいいだろう。

 

そもそも不具合情報なんて、サイトを訪れた契約者に判ればいい、むしろサイト上で確認できることの方が遥かに重要であって、Twitterで出す必要は無い。

 

サイト全体が落ちたのであれば仕方ないが、そうでなければ罵倒の文言が並ぶ、ただのストレス発散装置になるだけだ。

 

何度も言うが、怒りは解る、罵倒する言葉も試合中のヤジ的に瞬間なら仕方ないかもしれない。

ただ、それをわざわざ記事にして広く喧伝するような、継続的な行為には全く賛同できない。

 

将来が全く見えなかったJリーグ、ビジネスとして誰も勝機を見いだせなかったJリーグ

そこに勝てるプランを持ち込んで、勝負をしている彼らを叩きのめした結果、どうなるんだろう。

 

 

 

スカパーがそんなに素晴らしかったか

 

現在、大型のモニターでの視聴に限定すれば、最終的な放送の質で電波とテレビという道具が上回っている。

では、そんな素晴らしい放送をしてきた結果、2007年から10年間で何をなし得たんだろうか。

 

来場者数は2倍になったのか、視聴者は右肩上がりで放映権料は拡大の一途だったのか。

 

否、電波利権に依存した殿様商売で契約者数を伸ばせず、あげく放映権料を値下げしろと要求し、

その代替策としてJリーグに苦肉の2ステージ制度復活を決断させたのは僅か数年前の話だ。

 

日本のサッカーを応援する?

じゃ放映権料を年100億円払って下さい、DAZNの半分じゃないですか()

 

コピーだけは立派だが、年30億円すら払えずに値下げを要求した。

 

それが彼らが支配した10年の結論だし、衛星中継の放送を維持できなかったのは、

彼らにやる気がないからだ。

 

現状の数倍にしていこうという部分でDAZNJリーグは合意しているのに、

そこに何も変わらずに、現状維持してればいい程度の覚悟で参加できる訳がない。

 

 

観るまでのコスト

 

HuluやNetflixを視聴している200万人位にはなんでもない事だが、ニコニコのプレミアム会員の250万人も容易いことだろうが、DAZNの視聴は多少の知識が要求される。

 

特にどうしてもテレビで観たいという拘りを突き通すなら難易度が高まる。

 

この点、PS4を持っている方は、PS4アプリを待つのが、マシン性能的に良いだろう。

 

AmazonのFireTVは排熱に不安がある、更に性能が上がった新型はまもなく4月6日発売だ、今、旧型を買うべきじゃない。

 

どうせなら冷却ファン&有線LANポート搭載のスティックパソコンの方がいいかもしれないと思っているが、

視聴は未確認なのでここでの紹介は控える。

 

一方で、DAZNは視聴する為のコストは自分で出来る範囲だとも言える。

 

この点、スカパーは工事が必要だし、私も1996年に設置した際は壁に2箇所穴を開ける事になった。

これを額面通り0円と考えてる人は、そちらのお花畑は楽しそうですね、としか言えない。

 

スカパーはコンテンツ料の他に基本料を月2000円421円取られる、例え何も契約しなくとも421円払うんだ。

 

更に設置されてるチューナー機器も0円じゃなくて、毎月400円 648円のレンタルだ、レ、レ、レ、レンタル…!

 

 

※記事の訂正について

問い合わせした所、基本料は421円でした。

 

ではなぜ2149円も請求されてるのかというと、10年前に引っ越した時に、一旦解約して再入会していました。

その時に、チューナーのレンタル費が648円に値上がりしていました。

 

更に、全く必要が無いのに同じ回線で地上波放送を見れる契約1000円が、うっかり契約されてました

スマホの契約をした時に付いてるようなパターンで、情弱ビジネスと言うやつです。

 

月1000円×12ヶ月×10年を無駄に払っていた事が判明しました。

 

また、なぜ、私が基本料と勘違いしていたのかというと、今はクレジットカードの請求明細が視聴料等で請求されているのに対して

 

過去の引き落とし名目を確認した所、以前は、基本料等2080円 の名目で契約チャンネルとは別途に、あたかも基本料が2000円かのごとく、請求されてました。

 

 

工事の人は決してボランティアじゃない、全契約者は基本料で新規契約者の工事費を払っている、

更に言えば、家に設置すれば長年解約することは無いので、数年かけて基本料で回収できる。

 

長年契約すればするほど、基本料で工事費の2倍、3倍、4倍とスカパーに利益を収める事になるモデルだ。

 

DAZNの様なネット放送は視聴者が増えれば増えるだけサーバーや回線でコストが増加する。

 

一方で、スカパーの様なテレビは電波を垂れ流すだけなので、どんなに増えようが、

コストは一定にも関わらず、契約者は基本料なる謎のお金を毎月支払う、視聴者が増えたからといって値下げもない。

 

果たして本当にスカパーの方が、観る為に支払うコストが低いのだろうか。

 

 

ストリーミング配信は日進月歩

 

UEFAが公式でやってるチャンピオンズリーグのネット生放送をご存知の方がいるだろうか。

当時スカパーにはコンテンツ料だけで毎月1万数千円払っていたが、7,8年位前にあえて観てみたことがある。

 

今のニコニコ生放送みたいなちっさい画面で、カクカクの映像でも決勝ラウンド以降で1500円位だった。

 

また、p2p技術を利用したピアキャスTVでゲーム配信をしていた事もあるが、僅か12年位前の地点から見ると、DAZNの解像度1080p(画面の縦幅)とデータ通信量10Mbpsというのは、ペットボトルロケットが月に行ったレベルの隔世感がある。

 

インフラとして最低レベルの高速通信回線は行き渡った感があるが、映像圧縮技術の進歩はまだまだ期待できる。

数年後は4K配信が普通になってる可能性すらあり得る。(解像度よりも安定性とフレームレートを取るかもしれない)

 

日進月歩の分野で、現状をベースに10年後を語っている人は大恥をかくことになるだろう。

 

また、DAZNのフレームレート(秒間コマ数)が欧州基準の25で、日本の30よりも5フレ低い事が槍玉に上がるが、少なくとも25フレームでは、凝視すればやや違いが分かる程度で、カクカクなんてあり得ない、それサーバーとの通信か、又は使用機器の性能か回線速度が足りてないだけですと。

 

意外な罠として、一瞬の劣化が、大きく反映されてしまうストリーミング生放送というのは安定した通信回線が重要で、有線接続が出来るならそれに越したことはない。

 

考えてみなさいと、シンコジラやジブリ映画、君の名は、スターウォーズだって、映画は全部24フレームだけど、誰もフレームレートが低いからカクカクなんて言わないだろう。

※映画をテレビ放映する時は30に無理やり変えてる。

 

 

DAZNマネーの使いみち

 

優勝で3年15億という、Jリーグの傾斜される分配金はチームを強くする強化費の為に与えられる訳じゃない。

日本サッカーの水準向上や、Jリーグ理念に沿った活動に使われているか、毎年精査されると明文化してある。

 

これで思いつきを与えてくれたのが、今回、記憶に無いくらい久しぶりな、テレビ神奈川でのマリノス戦放送だった。

 

マリノスは単年で900万円というギリギリな薄氷の黒字から、強化費&人件費の適正化と、放映権分配金が1億7000万円増えることで盤石な黒字体制を手に入れることが視野に入ったんじゃないだろうか。

 

もし4位以内に入れたら、マリノスの試合を横浜市民にPRする為に、テレビ神奈川の放送枠を買ったらどうだろうか。

 

他にも、ファン番組が金曜だけじゃなくて、試合後の土曜日夜にも必要じゃないか。

例えばその番組だけマリノスフロンターレ、FCで費用を負担したっていい。

 

扱いが悪い、そりゃそうだ、彼らも慈善事業じゃない。

だったらお客になってやればいい。

 

更にマリノスとレッズの様な4万に近い観客が入る試合は、ネットで無料公開よりも、リーグがPR素材に指定して、リーグが対象の地域をカバーする地方局の放送枠を買うのもありだろう。

 

 

今回TVKでの放送は、DAZN宣伝広告費投下も含めて、この辺で動きがあったんじゃないかと思ってる。

 

視聴者のパイは地方局>>>CS衛星放送だし、何よりJリーグ理念に合致する。

DAZNにはハーフタイムでCMを流す権利を与えることでバーターにできるだろう。

 

縮小しか提案出来なかったスカパーのままじゃ絶対にできないJリーグのPR、これはほんの一例に過ぎない。

 

 

DAZNという新入り

 

私達ファン、サポーターはそれぞれの理由で、それぞれのクラブを応援している。

だけれど、Jリーグが盛り上がって欲しいというテーマには連帯感を持っている。

 

DAZNは私達の輪、その外にいる存在じゃない。

 

勝負の10年を共に戦う仲間として彼らを認識していいんじゃないか。

 

冒頭でも述べたが、楽しみが奪われてしまった怒りは理解できる。

ただ、Jリーグのより良い未来を共に目指す仲間に向ける態度や言葉だろうか。

 

彼らを蹴り殺して、それを世間に見せて、その後に誰が関わろうと思う。

 

日本は人口が目減りしていく衰退の時代を迎える。

これが最後のチャンスかもしれない、私はDAZNに期待する。

 

そして、マリノスと同じ様に、彼らは私達Jリーグの仲間、一員であるとして、

サポートが出来ることがあればしていきたいと感じ、意見を述べさせてもらった。

 

 

 もしPS4がないのであれば、最新モデルがスペック的にいいですね。

 

またストリーミング配信というのは断然有線回線が安定します。

 視聴機器だけは無線ではなく、有線で接続すべきです。

 

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