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迷走するJリーグアウォーズを斬る

この記事は、いつものマリノスファンとしてマリノスをキニナル皆さんに送る記事ではなく

 

~ スポナビブログ時代に適切なタイミングで良いタイトルを入れるだけ、で簡単に2,3万PV行くので書いてた ~

 

普段とは異なる記事です。

 

 

なお全て、個人の感想です。

 

 

授与式を面白くする必要はあるのか?

 

Jリーグアウォーズは表彰式であり、賞を授与する場です。

あの、聞きたいのですが、それが面白い必要があるんでしょうか?

 

まぁ、万人ウケを求められるテレビ番組なら、そういった要素が必要な面もあるでしょう。

 

 

そもそも論で、よく考えて欲しい、賞の授与式に最も必要なのは…何だろうね。

 

賞を授与する人を観て、笑う必要が、笑ってもらう必要が、あるのかい。

 

 

 

主催者が授与式で先ずやるべきことは…

 

 

賞の価値を高める演出だろうがよ!!!!

 

 

その点において、別に芸能人を呼ぶなとかではないですよ。

ただ、プロフェッショナルとして、仕事に挑む緊張感がそこに有った様にまるで見えなかった。

 

例えば、先日の国民祭典で祝った、彼らにはそれを感じた。

 

www.youtube.com

 

 

多くの人がJリーグアウォーズに感じた不快感。

 

 

それは インテンシティがゼロだった 事だ。

 

 

この緊張感ゼロの空気を作ったのは『賞を授与する場で最も重視する事は何か』を定義できていない主催者のJリーグに他ならない。

 

サッカー好きな芸能人が集まって気楽に、フランクな姿勢でダベる会は、裏のYoutubeチャンネルでやればよろしいのでは?

 

 

 

ベストイレブン選考

 

競馬のJRA賞など、普段は優勝劣敗のみがまかり通るスポーツで、順位付けに投票式を採用している場合、色々と紛糾することはある訳ですし、結論として、民主主義とはこういうものだ、と思います。

 

ただし、賞に応じた選出方法というのが有ると考えます。

 

最優秀選手賞、つまり年間リーグMVPについては、実際に対戦した選手監督による投票、つまり印象票で決しても、何も問題はないでしょう。

 

それに付随する、優秀FW、MF、DF、GK、各項目で投票数の上位3名、などとする。

 

 

ベストイレブンについては、それとは別に、スタッツデータ等を元に、試合を分析するプロが選ぶのが納得感が高いと私は考えます。

 

納得感。

 

例えば、私がここで、2019年ベスト映画はゴジラです!!!!と宣言します。

 

 

ただし…

 

天気の子? ジョーカー? アベンジャーズ? アナ雪2? 

 

は? 全部観てませんけど何か?

 

これで納得感ありますかね。

 

 

 

 

で、2019年Jリーグベストイレブン選んだ皆さんは…

 

 

全チームの全試合を観たんだろうな???

 

 

 

え?

 

むしろ殆ど見てない、印象だけで決めたんですかー?(ニヤァ)

 

そこに納得感は生まれますかね。

 

 

 

2019年Jリーグで行われた全選手のプレーを出来るだけ広く網羅できるのは統計データだけです。

 

そして最後に人の目として、試合分析のプロが、例えばサイドバックとしてより優れている数値を出した選手は誰か、という複数人による議論を行い、

 

GK、センターバック、サイド(ウイング)バック、守備的ミッドフィルダー、攻撃的(サイド含む)ミッドフィルダー、FW(ウイング含む)

 

みたいな各ポジションを選出した方が、異論は絶対に出るとしても納得感は高くないでしょうか。

 

また、密室ではなく「AとBを比べたが、このポジションであれば、このデータを重視すべきと判断しました」のようなプロセスもサイトなどに公表したら良いと思います。

 

この点、競馬のJRAでは、機関紙の優駿において、トップハンデという馬の能力を数値化する一種の賞があり、ハンディキャッパー達による議論が毎年公開されていて非常に面白いコンテンツでした。

 

 

 

先ず授与式とは何なのか。

そして、より納得感のある選出方法。

 

今のJリーグは、日本サッカー協会とは異なり、合理的に良くしようというプロセスを歩める団体であると信じています。

 

 

20億円も前借りするんだから、ちゃんとやろうぜ。

 

いや、お願いしますよ。

 

 

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DAZNから入る公衆送信権料(放送権料)収益が来年度は約25億円増額されることに加え、22年度の増額見込み分16億円を前借りして20、21年度に配分、先行投資する異例の取り組みを「強い意思決定」(米田理事)として決議。