統計的に最高校効率を求めて2020年シーズン横浜F・マリノスの攻撃ベストユニットを考える。
2020J1リーグ第16節 3連敗を喫したセレッソ戦は横浜F・マリノスにとってどんな試合だったのか、ゴール期待値をベースに振り返ると共に、ウイングを廃した3バックの目的と今後の運用を推測する。
今回は主に競技面から2020年8月末日の時点で、横浜F・マリノスはこの先どうするんだろうか、というポイントを主に綴りたい。 先ず、久しぶりにブログ記事を更新すると、あろうことか、随分サボっていましたね的な反応を受ける事がある訳だが、原則として書き…
2019年、Jリーグを制したマリノスの特徴とも言える走力。 ただ漠然と、1試合で何キロ走ったのか、ではなく、対面する敵に対して走り勝ったという結果は、最終的にスコアとしての勝利にどれだけ関連したのか、優勝を争った4チームで比較してみた。 果たしてそ…
https://twitter.com/adidasFTB_jp/status/1203206742370217986 ボールを巡る4つの状況、ボールを保持してる、ボールを持たれている、ボールを失った、ボールを奪った。 それらが高速で転換する激しいテンポのプレーを見て言われたとする言葉がストーミング…
オフシーズンの与太話記事。 断っておくが、個人的に 見たい だけである。 選手データ 永井 龍 チーム 松本山雅 2018年~ ポジション FW ファーストトップ 年齢 28歳 180cm/73kg 2019年 リーグ戦プレータイム 1793分 3ゴール3アシスト データ by https://www…
この記事は、いつものマリノスファンとしてマリノスをキニナル皆さんに送る記事ではなく ~ スポナビブログ時代に適切なタイミングで良いタイトルを入れるだけ、で簡単に2,3万PV行くので書いてた ~ 普段とは異なる記事です。 なお全て、個人の感想です。 授…
明治安田生命J1リーグ2018シーズンにて、勝ち点41、正にギリギリの残留という結果に終わったチームは、なぜ翌年の2019シーズン、チャンピオンになれたのか。一体、何が良くなったのか。 https://twitter.com/jsgoal/status/1203218170233769985 誰もが気にな…
根拠を示す事で、多くの人が納得できる情報発信が必要だと、ここ数年、状況が悪い時にこそ、記事を更新してきた。 3連敗、遠ざかるACL、タイトルを意識するのであれば苦境と呼べる今、一体何が、何故、本当に悪い所は何なのか、自分の考えをシェアしたい。 …
シーズン中に出す感じのテーマではないが、皆さん既にご存知の通り、フットボリスタが始めた下記の特集をみて、 www.footballista.jp 私の方でも、ターニングポイントとなったタイミングに投稿した記事を振り返ってみました。 当方は、ただのスポーツ観戦ジ…
何ともしまらないタイトルになったが、1記事1テーマというスタイルにおいて、まとめるにはコレしか無い、という着地点である。 時系列として、扇原と喜田にマルコスというユニットを見出してから、湘南戦のアクシデント、清水戦、そして直近の松本戦という経…
前回の記事で説明したように、今季のマリノスにとって至上命題は守備の再建ではなく『攻撃効率の向上』に他ならない。 speir-s.hatenablog.jp マリノスが、この問題を解決する上で重要な1テーマになるのが、自陣でのボール保持状態からの攻撃、いわゆる自陣…
新SD(スポーツダイレクター=チームの競技能力面における監督長)が、編成の終了を宣言した事もあり、編成をベースに今季のマリノスを考える。 https://www.f-marinos.com/news/detail?id=5605 より 前2018シーズンを振り返れば、12位 勝ち点41という結果は…
シーズン開幕から注目を集めた2018年のマリノス。 今までにない黒星先行、連続で大量失点を喫するなど、不安が先行する場面もあったが、10月を迎える頃には、傾いていた天秤を水平まで戻すことに成功していた。 しかし、迎えた運命のハイシーズン。 ルヴァン…
本来であればシーズンの終了を待つべき記事ではあるが、選手と代理人が待てなかったようなので、4試合を残す現時点で書くことにした。 www.goal.com 契約更新の流れを推測する アポエルへの移籍という話題が出た、夏からの経緯を見ていると、選手側はより高…
27試合を終えて、勝ち点32の暫定12位(勝ち点31の名古屋が1試合未消化) 残り7試合の段階で、自動降格圏である17位との勝ち点差は2と、これがDAZNマネーによる戦力の均衡化なのか、ワールドカップイヤーの過密日程の影響なのかはシーズンが終わって改めて分…
名実ともに現在のJリーグにおけるトップ3と、3連戦となる日程の妙もあり、1試合未消化ながら、20節終了時点でリーグ最多失点となってしまった。 この理由について、試合ごとのディティールに注力し、小難しい解説図を展開する方法は戦術クラスタに任せるとし…
ロシアで開催されている2018年ワールドカップで、史上初のベスト8へ、2010年大会以来、8年ぶりの挑戦となったベルギー戦。 極めて分かりやすい、表層的かつ、より勝敗に直結する重要指標のみを見た時に、このゲームは完全な負け試合であり、90分+4分まで2-2…
14節が終わった段階で、順位表における降格圏目前な位置、勝ち点というデータ(数字)だけを見れば、そこには惜しいも何もない、と言えます。 一方で、今季のマリノスが、リーグにおいて順位を向上させる為に、何を目指しているのか、何を改善したいのか、そ…
今季は選手へのアタリが少々キツイ様な気がする。 これは、いよいよマリノスがシティグループの一員である理解が広がり、更には理想とするプレーのモデルケースまでも、現マンチェスター・シティに設定するのだと認識している人が多いからだろう。 つまり、…
多くの人にとって 『マリノスが狙い通りの良いプレーを出来ているのか』 解る指数を思いついた。 これは、なぜ、なにを、何のために、と明確な指針がスポーツ面における最高責任者が提示してくれたので、適用できると考えている。 speir-s.hatenablog.jp こ…
堅守、ハイライン&ハイプレス、偽サイドバック、シティ式、ポジショナルプレー。 安易なレッテルで納得する前に、横浜F・マリノス(以下マリノス)新体制発表会で何が語られたのかを、この事実をベースとして、考えよう。 youtu.be スポーツディレクターに…
2018年、今季の横浜F・マリノス(以下マリノス)は、既にJリーグ開幕戦において、チーム愛の垣根を越えるという意味で、サッカーマニアック層に対して最もインパクトを与えたチームであるのは間違いがないように、今後も、どっちに転ぼうが話題を集めること…
絶対的な正解が存在しない世界においては、何を信じるか、という事が意味と価値を持ち、その結果として数々の宗教が存在し、その信奉者も多数存在している。 この点、私が応援する横浜F・マリノス(以下マリノス)は、これまで無宗教であったが、2018年から…
この記事の補足的な内容です。 先ず、あくまでも、ファン、サポーターが2017年のマリノスを正しく捉えられる補助として、当記事を作成しています。 誹謗中傷に利用されるのは心外であり、おやめください。 speir-s.hatenablog.jp この記事内で若干、戦術につ…
当初にはデータをベースに、翌シーズンを見据えつつ、『2017年にマリノスは何をしようとして、何が出来て、何が出来なかったのか』を、サポーター、ファンが出来るだけ理解できる様な記事を予定していた。 ところが、皆さんもご存知の例の件もあり、若干、そ…
既報の通り、齋藤学の移籍についてファンとして、2点、主にビジネス面と、スポーツ面において述べたい意見があるが、記事を分けることにした。 この記事では、題名の通り、ビジネス面について意見を述べる。 www.f-marinos.com 先ず、契約終了に伴う移籍金無…
天皇杯2017・決勝戦においてマリノスは最終的に負けた訳であるが、私はとても良いゲームだったと評価している。 終盤、松原と飯倉のミスを何とか取り戻すべく、全員で相手ゴールに向かう姿勢は感動的であり、これは正に今シーズン、少しでも上にと、全員で、…
敗戦は何度もあるし、いずれにせよ辛いものだが、セレッソ戦は気持ち的にも数字的にも、なかなかの手痛い敗戦だった。 それでも、まだシーズンは残っているし、意味合いとしてもACL出場権、順位というあくまでも相対的な物ではなく、目標として勝ち点60を目…
新潟のFW鈴木武蔵が放ったシュートがキーパーの榎本を破り、ボールがネットに収まった時、スタジアムは完全に冷え切った。その光景を、見ていて少し惜しく思ってしまった。これが最終節ならマリノスにとって凄い歴史になっただろう。Jリーグ2013シーズン総評…